平成23年9月21日
ねこばいく(都合上ハンドルネームに置き換えてます) 様
神戸市長 矢田 立郎
この度は、
以下の通りお答え致します。
学校給食で使用する食材は、地消地産を基本に、市内産・
用しているところです。神戸市や兵庫県は、
はじめ多くの生鮮野菜や地産地消による食材が使用できます。
節的に県内産でまかなえないときは、四国・九州・
が多いのが現状です。
毎日たべる「主食」のうち、「米」
カリを使用しております。
素131、セシウム134、セシウム137)
ます。
また、「パン」の原材料である「小麦」は、(財)
麦を一括入札しており、現在のところ全てアメリカ・
を行った上で使用しております。
「牛乳」については、兵庫県産を中心に九州産・
り、
また、現在、原子力災害対策本部の指示により、長野県~
都県では、市町村単位で「
て野菜類、乳、水産物、牛肉、卵等が検査され、
制限がなされています。
また、放射性ヨウ素の場合は、
た放射性セシウムの場合は、1市町村あたり3箇所以上、
果が基準数値以下の場合でなければ解除しないこととなっています
また17都県以外でも例えば兵庫県では給食でも使用している西区
ツなど生鮮野菜の検査を行っていますし、
で検査体制が整ってきています。
認識している次第です。
放射能検査は生産や流通段階で行うことが望ましく、
勘案しますと、
ています。
なお、2学期からは、
います。
食品に含まれる放射線については、健康に影響がない値として、
護委員会(ICRP)、国際原子力機関(IAEA)
値を定めており、
た、暫定基準値を上回る食品は、
場に流通することはありません。今後とも市内産・
するとともに、
ご理解のほど、よろしくお願い致します。
(担当:教育委員会事務局健康教育課給食指導係 電話:078-322-5790 )神戸市教育委員会 指導部健康教育課 御中
ねこばいくの返信①
ご返答ありがとうございます。
しかしながら、 返答内容に大分問題点が明らかにされているようにも感じました ので、
再度メールをお送りさせていただきます。
まず、公表されている産地食材について、 全ての食材が検査されているわけではありません。
どちらかと言うと、 検査されていない食材のほうが多いのが現状です。
次に、政府が示した暫定基準値「500bq/kg」については、
それを食べなければ餓死する場合にのみ許される数値であり、
大人の3倍もの放射能影響を受けると言われる子供たちにとっては
1500bq/kgに近い基準と言えます。
さらに、流通段階での全量検査が不可能な現状( 検査機器が足りないそうです)においては、
出口である給食を検査しなければどうやって安全と言えるでしょう か?
さらに、安全かどうか判らないからこそ、 大阪市や他自治体は検査を行っており、
貴委員会の言われる、「安全」 とはかなり矛盾していると思います。
国(政府)においては、放射能拡散についても、 原発の状況についても、
全てを私たちに明らかにしていないばかりか、
次々とウソが明らかになっていることは新聞報道のとおりです。
そんな国の状況や指示を待つことなく、早急に独自の検査・ 防護体制を確立することを強く求めます。
最後に、先にも述べましたとおり、 子供たちに対する給食におきましては、
影響を大きく受けることを勘案した上、 大人の基準値を適用することなく、
さらに少ない被曝ゼロを目指す検査体制と食材使用を強く求めます 。
子供は私達の未来です。その未来を守るために、 正しく切り開く為に、どうかお力添えいただきますよう、 心からお願い申し上げます。
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