2013年7月18日木曜日

備忘録・・・とうとう・・・はじまった?・・・それとも偶然?・・・

最近ねこばいくのまわりで起きたこと。
いちおう、備忘録のつもり。

東神戸病院の郷地医師の講演
http://flowersandbombs.blogspot.jp/2013_06_01_archive.html (←引用参照元)
いただいたの資料で、チェルノブイリ原発事故により放射能汚染された
地域(ベラルーシ、ウクライナ、ロシア)の住民の甲状腺がんの発生についてのグラフがあったのだけど、
そこに示されているのは、確かに事故後5年ほど経ったあたりから
甲状腺がんの発生が増加の一途をたどるという曲線、
よく見ると事故後1,2年に急増し、その後減少し、また増加に転ずるという年齢層があります。
図ではyoung adultsとされる層で、18歳ごろの子どもたちだと思われます。

郷地先生の解説によると、がんをもたらす放射線の影響には、

イニシエーション(がん発生)とプロモート(がん促進)の2種類があるということです。
イニシエーションとは正常な細胞が放射線被曝によりがん細胞となること、
そしてプロモートとは、
これまで免疫力などによってなんとかがんになるのを抑えられてきた細胞が、
放射線被曝による免疫力低下でがんとなること。
つまり、チェルブイリ事故の1,2年後(すなわち福島第一原発事故後では、今現在)に
現れる若年層の甲状腺がんは、このプロモーションによるものだとも考えられ、
事故による放射線被曝の影響という可能性は捨てきれないのです。
・・・って仰ってました。

この間、ねこばいくの身の回りで起きたこと、
これがプロモートなのかもしれません。
でも偶然なのかもしれません。
どっちにせよ、一つ屋根の下から3週間での疾患。
偶然で発生する確率はどれくらいでしょうか?

ひとまず、備忘録として記録しておきたい。


2013/06/13・・・妹がたおれる。

千葉県佐倉市(特定汚染区域)にすんでいる、
妹(ナース訪問介護39歳かな)が、2013/06/13に職場で、
痙攣をおこし、倒れました。
倒れる前に一点を見つめて舌を出しておかしい様子になったそうで、
それから倒れこんで、顔面蒼白で呼吸も止まりかけて・・・
「海綿状血管腫」と診断されました。
幸い、勤務先が医療関係だったため、急襲処置もされ、事なきを得ることが出来ました。

妹は2人の姪っ子のシングルマザーで、
両親と同居中。

この病気は、いわゆる血だまりが、
脳内に出来て、脳を圧迫し、
機能を阻害するため、
痙攣や呼吸停止などを引き起こす模様です。
母によると、数日前から人が代わったよう・・・
だったそうです。

きっと脳内圧迫による人格変異だったのでしょう。

この病気を調べてみると・・・
いわゆる脳卒中、脳梗塞などになるようで、
広島長崎やチェルノブイリで、
数日前まで元気だった人が・・・
ってヤツにあてはまるような気もします。

この病気そのものは、
10人に一人くらいは潜在的に持っているとも言われており、
決して珍しい病気ではないようで、
血管腫が小さければ、経過観察で特に何もしなくて良くて、
痙攣止めのお薬がでるだけ。
でも原因ははっきりしてないようです。

ま、当然、運転などはNGですが。

当面、父と母が、
姪っ子の保育園送迎に増して、
妹の職場送迎をすることに。
その両親も、
母は骨粗しょう症、
父は不整脈持ち。
(T_T)

こっち来たらまとめて面倒見るのに・・・
まだその気は無い様で・・・

先日、東神戸病院の郷地センセのお話において、
放射能は「プロモート」(促進)すると思われる。
・・・というお話もあり、
いわゆる崖っぷちにいる人々の背中を押すことも・・・

ああ、それですか・・・ってカンジも。

原発事故後、増加しているとの記述も。

ま、当然、統計はまだありませんが。

そんなわけで、
いよいよ来たのか?
って思ってしまわないわけありません。

2013/07/06 父脳梗塞で救急搬送される

7/6(土)に、
妹と同居(千葉県佐倉市)している父(66歳かな)が・・・
脳梗塞で救急搬送されました。

風呂上りに座っていて、右半身マヒ、視野狭窄・・・で。

幸い、マヒは殆ど残らないようですが、

ほぼ失われた視力は戻る見込みが無いそうです。

たった、3週間の間に一つ屋根の下から2名の疾病・・・

こんな偶然がある確率は何パーセントでしょうか?

実家には、母(67かな)、父、妹、妹のこども2名(5歳、3歳かな)が暮らしています。

実家は車がないと生きてゆけないくらいのベッドタウン。
お買い物すら車で。
この状況で運転可能なのは母のみ。

ついでに、母は骨粗しょう症。

骨折すればオシマイ。

ものすごいことになってきてます。


当然、放射能との因果関係は明確になるわけもありませんが・・・。
助かるいのちがあるのなら助かってほしいと心のそこから思います。

父が発症したことよりも、こんな短期間に同じ屋根の下で続いたことが、
ショックでたまりません。


これまで、家族には移住の話も何度もしてきましたが、
なんだかんだと理由をつけて、「無理」と言われてきました。
そこで、ワタシは「こどもを連れて××より東は行かない」と宣言し、
震災後、実家にも帰っておりません。


そんな中、
移住を決断し、そして、今、繋がっていただいている、
みなさんに心から「ありがとう!」です。
本当に「ありがとう」です。
きっとみなさんの決断は正しいと思うし、
移住の結果、今、無情にも強いられている苦労は
かけがえのない「いのち」を守るために、
決して無駄ではなく、いつかきっと、
大きな夢や希望、未来となって素晴らしい大輪となると信じています。

ねこばいく も これにめげず、決してあきらめず、
これからも、ひとつずつかもしれませんが、
できること、やるべきことを見つけ、時には創り、
みなさんに負けない花を咲かせたいと思います。

まとまりない文章をお読み頂き、ありがとう。

まもる!いのち!みらい!きぼう!ゆめ!こども!


2014/05/13追記
ねこばいくの家族は
2013/11/22に千葉県佐倉市から神戸市に移住しました。
妹はその後、大きな発症はありません。
父は、若干の視野回復もあり、
連日リハビリと称して歩き倒したりしてます。
(短期記憶における問題は抱えたままですが)

一団が引っ越した後、
母親が乗っていた車を購入した
それまで元気だった、ご近所のお母様が、
走行中、突然意識喪失し、田んぼに車ごと落っこちて横転・・・
なんて、後日談もありました。

2015/06/11追記
妹は・・・
発症は無いものの、抑えるための薬をずっと服用している。
さらに、薬のせい?で疲れやすく、鬱症状も出て、抗鬱剤を呑む羽目になっている。
2人の姪っ子には目立った症状はない(甲状腺検査などはしてない)

父親は・・・
視野の一定回復はあるものの、
欠損部分も多い。
短期記憶障害状況は改善せず、
たまに、出かける直前「何をするんだったか」忘れてしまったり、
目的地にたどり着けなかったり、
置いた自転車の場所を忘れ、2時間も探したり・・・。

2016/05/25追記
妹と2人の姪っ子が、2016/03末に、
千葉県八街市に引っ越した。
せっかく、神戸に来たのに・・・。
再婚するそうだ。
住んでいいとこだとは思えないと懇願してもだめだった。
恋は盲目・・・でしょうか。
八街は佐倉よりマシではありますが。
印旛沼とは縁が切れません。
なにもおこらないことを祈るのみ。

2016/12/09追記
千葉に戻った妹が、本日、再度同じ症状で倒れたと連絡あり。

2016/12/12追記
妹、本日検査の上、退院予定と。
前回同様、脳内に出血はあったと。