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2019年7月13日土曜日

2019.07.12神戸市「都市空間向上計画(素案)」説明会に行ってきた。酷い話だよ?

先に書いとくけど長いよ?

昨日の
「神戸市都市空間向上計画(素案)」説明会に参加して、
改めて、
「神戸市都市空間向上計画(素案)」
に沿ってツッコんでみると・・・

第1章 都市空間向上計画の概要 は
総括的に書いてあって重複するので飛ばして・・・

第2章 神戸市の現状と課題
人口減少について書いているのだけど、
高くて有名な神戸市国保料、
不評なデリバリー中学校給食など
悪評のある政策しかしてない状況で、
お隣り町明石市では、中3まで医療無償化など、
ソフト面からの子育て支援政策により子育て人口や全体人口が増えている。
個人的に言うと、
重度障がい者医療費助成と特定疾患医療費助成制度が競合し、
患者にとっては高負担の方が優先されるというクレイジーな政策もある。
つまり、抜本的にソフト面の政策努力を全くしてない現状で
人口が減るのは当然だし、
ましてや隣町に流れているという無策が生み出した結果をちっとも教訓化もせずに、
総体的な社会構造による人口減少がすべての原因と決めつけている。
因みに、明石市は増えてるよね?って質問したら
個別の問題とか言いながら、
日本全体では超高齢化社会で人口減少するって話をすり替えて逃げてはった。
何にも努力しなかった結果、全国で最大の人口減少を記録したのに


第3章 都市空間計画でめざす都市空間
50年先も心地よく健やかに住み続けられるまちを目指すらしい。
50年後のこと決めるなら、もっと若い世代の意見を聞いておいた方がいいだろうに、説明会の参加者は40人程度で
22.3万人人口の垂水区の0.01%の参加だし、若い人は1~2人くらい?
意見聞くための努力してないよね?
ついでにいうと、説明を聞いてもらう努力も全くしてない。
ちっさな字で広報にちっさく載せて、
みんなが知らない間に、説明会とか終わっといて、
既成事実でやることはやったみたいな騙し討ち方式とも思える。
説明会で「市民の皆さんとともに計画をつくっていきたい」って何度も言うけど、その努力をしてないんだから、その言葉も虚しいのに具体案がないと言われて毎回同じセリフ。
コンパクトな街づくりをしたいらしく、街をいくつかの区域に区切っていく。

駅周辺居住区域・・・駅から徒歩20分圏内(目的地までとを選んだ人の分布で20分までらしい)
健常者だけを考慮していて、年齢による分布や変動、ウチの相方さんなど病気の人は考慮されてない。
年齢層による個別の事情はもちろん、それぞれの事情を綿密に考慮することが住みやすい街づくりではないかと思うのだけど、十把一絡げにしている。
ここを居住誘導区域にすることで、タワーマンションなど急激な過密化も考えられる。過密化の際は、待機児童問題や小学校などの児童受入数問題もあるが、
緊急時の避難所に住民が入りきらないことも十分に考えられる。
また、買物などの機能も集約するつもりらしく、大型スーパーなどはここに誘致されそうだ。
「またも」商店街が潰されそうだ。ワタシの母はかつて千葉のベッドタウンで車で生活していた結果、骨粗鬆症になっていたが、神戸に越してきて、車が不必要な歩いて買い物をする生活をするようになり、骨密度が改善した。歩くことはやはり重要で、そういう商店街や環境が大切なんだと思う。
次にある居住推奨区域と同じことでもあるが、今回、神戸市が地図に落とし込むことによって、地価の高騰を招き始めている。結果、賃貸住宅、テナントの賃料が行く先で上がるかもしれない。
また、居住誘導によって恐らく垂水駅前のようにタワーマンションが突如建設され、
景観が失われたり、日照が失われるかも知れない。
テナントの賃料が上がれば、売価もあがり、当然消費者負担も増えることになる。生活できない雀の涙的年金やトリプルワーク、ダブルワーク、増えない所得でそんな経済消費はできるのだろうか?

で・・・
山麓・郊外居住区域=鉄道駅から離れており、都市のスポンジ化などのリスクが大きいと想定される区域(駅から徒歩20分・1.6km外)
ほっとくと人口減少とともに空き地だらけになるって言うのだけど、神戸市が今回の計画で地図にその地域を落とし込んだ結果、今から拍車をかけることになると思う。
要するに、神戸市は「ここに住むのは推奨しない」地域にするわけだから。
そして、空き家が増え防犯上の問題や路線バスの縮小、
商店や病院の閉鎖、などを列記して暗に不安を煽るものとなっている。
その上、夢と希望をもって35年のびちびちローンで建てたばっかの現役世代のマイホームは将来資産価値が暴落。することが確定され、将来売っても赤字必死。ローンの残額に苦しむことにもなるかもしれないし、
そのせいで売ることすらできないかも知れない。この計画の(案)が取れるときには負の資産として確定し地獄の未来になるかもしれない。
あと、空き地ができたら、コミュニティ農園や防災倉庫置き場など地域活性化のために活用すればいいってあるんだけど、
低所得でダブルワーク、トリプルワーク、老後2000万必要な社会に農園をするゆとりがあるのだろうか?
過疎の街に大きな防災倉庫は何の役に立つのだろうか?
で、この地域を切り捨てるわけではないって何度も言うのだが、具体的にどうするのかはまったく明示されていない。
不安しか湧かないのはこのせい。不安は、「 情報の曖昧さ × 事の重要性 」だそうだ。
この場合、「 居住推奨区域外の指定と具体的明示のない住民支援(口約束みたいな) × 生きることそのもの 」なのだから当然だ。

更に・・・
これまでの二つの区域にすら属せない「空白の区域」もある。
当然、どこにも属していないので、計画も空白。なんにもない。
存在すら感じさせない計画案だ。酷すぎる。

結局のところ、居住推奨しない地域は将来買物も不便だし、治安も悪くなる、けど、神戸市は知りません。だって空き地には市民農園も防災倉庫もつくったから。
買物に遠くても買物難民でも知りません、居住推奨区域外だから。
駅前周辺の賃料が高かったりして空きテナントがあっても知りません。だって神戸市は大型スーパー誘致しましたから。小さな商店がつぶれても知りません。
物価が上がっても知りません。払える人だけ買ってください。払える人だけが住んでください。
田舎暮らしも選択の自由です。でも、居住推奨区域外ですからね?住民サービスも・・・
ってカンジになりそうです。
そして、そんなところを好きで選んだんだから、
高齢者や障がい者、生活困窮者のバスなど公共機関の福祉パスも廃止若しくは制限がかかるような改悪もあるかも知れない。バス路線そのもの廃止だって乗降者数によっては十分に考えられる。
そもそも、この計画案は鉄道駅の無いところは居住地域ではないとも言ってるようにしか取れないし、住んでいるところによって行政サービスや社会保障、福祉の格差まで生み出しかねない。
居住区によるカースト化だ。

今回この計画案と色で塗り分けられた地図を公表することによって、
地価の高騰・暴落、テナントの撤退加速、過疎化の加速、地上げなど、副作用も既に始まっているかもしれない。
もっと副作用に対しての思慮もされた上で公表すべきだったとも思う。


あと、この計画案の相談会ってのも計画してるんだけど、
あんまりにもざっくりし過ぎて、全く具体性のないこの計画案のナニを相談しろって言うのかも分からない。
質問してみたら、意見を個別(団体ならグループでもOK)に聞くつもりらしい。
それも昼間のみ。
現役世代は仕事があるので参加できそうにない。
これでは未来の話なのに、その未来に居ない人たちの話にしかならない。
この辺にも将来に責任を取ろうという姿勢が見えてこない。

神戸市のいいところは
衣食住の近接にあって、モノづくりでも街全体が大きな工場のような特色があり、
長田靴作りのように、あっちこちの小さな作業場や工場を行き来・巡って1つの靴が出来上がるというような、地域のネットワークが大きな力になっているはずなのに、
現存するネットワークを無視したハコモノ政策とも思える。

街って言うのは、様々な所得階層、多様な職種で構成されるから政策的にもバランスが取れ、魅力のある暮らしやすい街ができると思うのに、
これでは格差の拡大に拍車をかけ、所得や職種によって住むとこまで選べなくなるような気がする。
よく、映画の中で金持ちや特権階級の住む都市と貧困層の住む区域が分かれているのを見るけど、そんな感じになってしまいそうだ。
住民・市民の意見を聞いて計画を進めたいというけど、新長田周辺はどうなった?聞いたら、神戸市の建物だけでも20%弱の空きテナントだそうで。
そんな街づくりの実績、信用できるわけもない上、居住推奨区域外への具体的手当は全く皆無、不安だけしかない。

因みに・・・
検索してたら
神戸市住宅都市局計画部都市計画計画係長さん引っ掛かりまして・・・
「行政だけじゃ街は変われない!」って掲げてはるのですが・・・
ちっとも市民の意見聞く気ないのに、なんてスローガン掲げちゃってるんですか?って思っちゃいました。

それから、神戸市の建物には、
パチンコ屋だけでなく、
サラ金なんかもテナントとして入居している
誰かを苦しめるかもしれないような業種なのに。
せめて行政がサラ金やギャンブルに賃貸するのはやめてほしい。
ずっとそう思っている。
悲劇などを助長していることとおんなじだから。
そんなことをしてしまう行政の街づくり計画でもある。
また悲しみを増やすんじゃないか?って思う。

あと、この「都市空間向上計画」ってのは、
実は、国の政策で、立地適正化計画の神戸市版。
なので、神戸だけの話ではありません。
全国でこのような、行政都合による福祉・社会保障サービスの切り捨てや
居住区の切り捨てが行われようとしているワケです。
これも、安倍自公政権による国民切り捨ての一環でその端緒が神戸に表れているトコ。

こんなの許していいわけがない

2017年4月19日水曜日

神戸市中学校給食システムに無断で登録されて個人情報漏洩されちゃったの巻…(2017/04/19)ブログタイトルとはちょっと外れるけど…

2017/04/14 ワタシのツイッターより転載

なんで、利用登録していない、
中学校給食予約システムのIDとパスワードが来てるんでしょう?
ついでにコンビニの支払用紙もはいってるんですけど?
これって、横暴だし、
職権乱用で勝手に登録したとしか思えないんですけど?

ID、氏名、パスワードの入った封筒に封すらしてない
神戸市教育委員会は情報漏洩OKすか?

少なくとも、予約システムを委託している 
株式会社 菜友 には神戸市によって個人情報が漏洩されたことになる

神戸市教育委員会は悪質アダルトサイトみたいだと思えてきた。

と、いうわけで、むすめっ子がいわゆる、
神戸市中学校給食の「申込セット」と呼ばれるものを学校でもらってきた。


2017/04/17 ワタシのツイッターより

勝手に中学校給食システム登録されて件について、
神戸市に電話した。
「こちらで削除させていただきます」って言うけどなんで、
誰が登録したか聞かないと納得できないので教えてって言ったら調べるって。
削除して終わりやと思ってる方がオカシイと思うんですけど?情報漏洩でしょ

あれれ?登録したのが学校って・・・。お電話かかってきた。

担任の先生からです。
なんでも、教育委員会から学校に電話かかってきて、
同意なしに登録した件について謝罪にお伺いしたいと言われる。
しかし、夕方の予定もあり、荒天もあって、明日にしていただくよう、
また、誰かが書いた登録書等があれば見せてほしい事、
経緯について教えてほしいことを伝えた。

思い直して、学校に電話。
子どもの前で先生が謝るというのはあんましよくないんじゃないかと思うのと、
先週、学校にケータイ電話を持たせて行くことについて
担任のセンセがやってきてることもあり、こちらが学校に出向くことをお願いする。


2017/04/18 ワタシのツイッターより

今日はお仕事帰りに学校へ寄って、給食システム登録問題案件の経緯をきいてくる

学校側は三月末に予約システム請負会社の菜友の作った登録者データが
教育委員会を通じて配布され、新入学と転入者リストと突合した結果、
漏れている生徒をリストアップし、電話で教育委員会に登録を依頼したと。
登録申込書等書面ではなく。
登録書なしに登録することを教育委員会が本来きちんと指導するなりすべきところ、
学校からの電話で登録したことに問題があると思っている。
また、学校には、これでは現場が責任を取らされてしまう可能性が・・・

2017/04/19 ワタシのツイッターより

神戸市が保護者・児童に無断で同意なく、
中学校給食予約システムに児童氏名、学年、組、出席番号を
登録していたことは確定。
つまり、業務委託会社に情報漏洩ってことになります。

神戸市教育委員会から電話かかってきた。
個人情報漏洩も認め、謝罪もいただき、
今後の運営の基本徹底と必要な改善を行うことを約束していただいた

神戸市教育委員会から電話かかってきた。
情報漏洩も認め、謝罪もいただき、
今後の運営の基本徹底と必要な改善を行うことを約束していただいた。

★流れのおさらい
(1)神戸市教育委員会が各中学校に給食システム登録者名簿(委託業者の菜友が作成)
と児童名簿を突合させて、未登録者の報告をするよう、通知。

(2)各中学校から未登録者が報告される(2017/03ごろ)

(3)登録には2週間程度かかるので学校側が給食を注文出来なかったら…
と善意で教育委員会に電話で登録依頼。

(4)本来、登録書がないと登録できないにもかかわらず、
教育委員会が職権で登録(ここで個人情報漏洩)

(5)委託先の菜友から「申し込みセット」(氏名ID、パスワード記載)
が教育委員会に届き、中身を確認し、教育委員会作成の文書とともに封筒に入れられ、
封もせずに学校へ配送(誰かに見られて悪用される可能性を認識していない)

(6)学校が児童に配布

(7)保護者:登録されててびっくりぽん!
個人情報もれててびっくりぽん!
お金払ってないから給食予約できてないって書かれてびっくりぽん!

(8)教育委員会に電話したら折り返し電話するって言われてたのに
学校からお電話かかってきてびっくりぽん!(教育委員会からはなかった)

(9)センセたちにお話聞いたら、やっぱり登録したのは教育委員会なのに、
学校が謝罪したいって当初仰るので、
教育委員会が悪いんで謝っていただかなくてもOKとお話する

(10)再度、教育委員会にお電話したら
担当さん電話中→かかってこないのでも一度電話したら今度は会議中→
折り返し電話いただいて、説明を聞くが、「学校が」「学校側が」と繰り返され、
誤りを認めるとこに行くまで大方30分。
情報漏洩の事実、謝罪と是正約束をしていただいた

今回の件で、「学校が」「学校側が」と
繰り返されたのにはちょっと。
学校側の責任にしようとしてるんじゃないか?って思うし、
仮に登録依頼があっても、
登録書なしに登録できないので、登録書をとるよう、
指導監督しなかった教育委員会に責任あるはずで、
なおのこと、
登録書なしに登録実務を行ったのは教育委員会で、
業務委託先に
氏名・中学校・学年・組・出席番号を漏洩した責任は
教育委員会にあるはずで、
保護者の同意が前提だったとも仰っていたが、
学校側は文書等で明示されているわけでもなく
それを知らないので、その前提すら成り立たない。
誤りを認めるとこに行くまで大方30分。
素直に誤りを認めて正せば10分もかからないはずのお電話。
あと、おかわりができないなど個々の量の調整ができない
(給食+おにぎり持参やパンを追加購入する児童もいる)
現在のランチボックス方式は、
育ち盛りの中学生にあってないということ、
1か月単位の注文方式の問題点、

産地情報の前日公開要望などもお伝えしといた。

しかし、教育委員会が学校に中学校給食予約システム登録者と児童名簿を突合させて、
未登録者リストを提出するよう求める意味がよくわからない。
引き算すれば数はわかるはずなのに。児童名を特定する理由がわからない。



2013年2月25日月曜日

神戸市からねこばいくの相方さんへのお返事(中学校給食とPM2.5問題)・・・2013/02/22

このたびは市長への手紙をお寄せいただきありがとうございます。
いただきましたご要望につきまして、下記のとおりお返事させていただきます。

1.中学校給食について
本市の中学校の昼食は、家庭からの弁当持参を基本としています。
しかし全国的には約8割を超える中学校で給食を実施していることや、近年にお
いては核家族化の進展、共働きの増加など社会環境の変化により、家庭での食育
が困難になりつつあることから、神戸市では、昨年2月に、学識経験者、保護
者、小・中学校長、市民など幅広い層からなる「神戸市立中学校の昼食のあり方
検討会」を設置し、中学校の望ましい昼食のあり方について議論していただいて
おります。
1月に開催した第5回検討会では、学校給食に関して、食育や健康増進、経済的困
窮対策、また、次世代を担う子どもを育てる子育て支援など様々な意義が認めら
れることから、「学校給食を導入することが望ましい」という結論で、ほぼ意見
の一致が見られました。
また実施方式について、自校調理方式と親子方式は、本市の小中学校の状況を踏
まえて、対象から外すことが現実的であるとしています。平成23年7月に実施し
たアンケートでは、中学生の昼食について、「家庭弁当」が良いとする方が、生
徒の5割、「中学校給食」が良いとする方が保護者の7割といった結果となり、
その一方で、約3割の保護者は、仮に学校給食が実施されても、家庭弁当を残し
て欲しいとしており、中学校昼食に関しては、実に多様な意見があります。
今後は、検討会の最終意見を踏まえ、実施方式等、実施に向けた詳細について、
引き続き検討を進めてまいりたいと考えております。

ご質問いただきましたアップルゼリーの主原料(りんご)の産地は青森県です。
給食食材の産地情報については、月末に翌月分全ての食材の予定産地をホーム
ページ上で公開していますが、本市では毎日約86,000食分の給食を調理すること
から、食材の産地は多岐に渡る為、毎日、学校ごとに産地情報を公開することは
困難です。予定産地については、事前に出来る限り絞り込めるよう、今後も努力
を続けてまいります。


2.大気汚染と体育の授業について
報道等で中国からの微小粒子状物質による大気汚染の影響が報じられております
が、市民の皆様の健康で安全な暮らしを守るために、本市では大気汚染に関しま
して、「神戸市環境常時監視システム」を設置しております。
 このシステムは、集中監視方式により、環境および発生源の常時監視(365日
24時間監視)を行うものです。 集められたデータは、大気汚染状況の監視や光
化学スモッグの注意報など発令に役立てるなどの他、市民の皆様にも携帯電話、
ホームページ等から大気情報や注意喚起についてリアルタイムでお届けしており
ます。
 大気汚染防止法では、健康被害が生じるおそれがある場合として、汚染物質の
種類別に基準値(「環境基準の値」の数倍の濃度)を超える事態となった場合
に、都道府県知事が周知を行うこととされています。本市でも、現在、「光化学
スモッグ注意報」の連絡が入ると、屋外での体育等の学習活動を中止し、児童に
も注意喚起をするなど対応をしてきております。(例:光化学スモッグ注意報
は、1時間値に関する環境基準の値0.06ppmに対して、基準の値は0.12ppm)。
 問題になっております「PM2.5」については今のところ、この基準が設定され
ていませんが、環境省では、濃度が高くなった場合における注意喚起等について
平成25年2月中を目途に検討するとしています。
 ご指摘いただいている通り、今後、特に注視すべき問題でありますので、大気
の異常が確認された際には、素早い対処できるよう対策を進めてまいりたいと考
えております。

 貴重なご意見をいただきありがとうございました。また、お気づきのことがあ
りましたら、お聞かせいただきますようお願いいたします。


<所管課>神戸市教育委員会事務局
(1について)指導部健康教育課         ℡:078-322-5790
(2について)社会教育部スポーツ体育課     ℡:078-322-5803

2012年5月17日木曜日

神戸市からねこばいくへのお返事2012/05/17・・・4/5の質問お返事すっごく時間かかったね。

ねこばいく 様

新緑の候、ねこばいく様におかれましては益々ご清祥のこととお喜び申し上げます。
いただきました手紙につきまして、遅くなりましたが回答させていただきます。

 市内を流通する食品につきましては、これまでどおり原則として1週間に1回、
4検体程度の検査を実施予定です。このうち、月に2回は中央卸売市場において抜
取り検査を、残る2回については、24年度から新たにスーパー等の量販店や一部
の製造所も対象施設として抜取り検査を行う予定です。
 なお、量販店につきましては、市内5ヶ所の衛生監視事務所が抜取り検査をす
る品目や産地、系列店舗等が重複しないよう調整しながら実施し、可能な限り幅
広い食品を検査対象としていく予定です
 検査機器につきましては現時点での追加購入の予定はございません。また、放
射性物質検査のスタッフは食品添加物や残留農薬等の検査を兼任しており、現時
点で専任のスタッフを追加で配置する予定はございません。
 なお、今後、突発的な事案や状況の変化により基準値を超える食品が市内を流
通する可能性が高まった場合など、検査回数を増加させる必要が生じた際には、
柔軟な応援体制を構築することにより、検査に必要な人員、体制を確保して対応
していく予定です。

 平成24年度の学校給食食材の検査内容は以下の通りです。

1. 17都県産の農産物・海産物等の食材を検査します。
 (1) 中央市場を経由している食材、月4検体程度(月2回抜き取り)。
 (2) 中央市場を経由していない食材(だし昆布・干ししいたけ・こんにゃく・
ゼリーなどを含む)、月1回1検体程度。
2.牛乳を学期に1回検査します(2業者)。

 検査結果は、神戸市HP上で公開するほか、毎月全保護者に配布の「こんだて・
学校給食だより」にも掲載しています。


 以上が回答となります。この度は、貴重なご意見ありがとうございました。今
後も神戸市政にご理解とご協力をお願い申し上げます。


【担当】
 保健福祉局健康部生活衛生課  電話:078-322-5272
 教育委員会事務局健康教育課  電話:078-322-5790

2012年5月4日金曜日

神戸市からねこばいくへのお返事2012/05/04・・・断続的に?お休みなのに?

平成24年5月4日
ねこばいく 様
                              健康教育課長

 いつも神戸市の学校給食について、ご意見をお寄せ頂きありがとうございま
す。以下の通りお答え致します。

 基準値を超える食材は出荷規制されていることから、市場に流通している食材
は安全であり、学校給食も安全であると認識しています。

 本市では市民の皆様により一層安心していただく為、これまで検査を実施して
きた生鮮野菜に加え、平成24年度から新たに加工品(だし昆布・干ししいたけ・
こんにゃく・ゼリーなど)や牛乳について検査を実施しており、より安心な食前
検査体制で臨んでいるところです。

 放射性物質の摂取については、基準値を超える食材を継続的に摂取しない限
り、健康に影響はないものと考えています。

 ご理解のほど、よろしくお願い致します。

  (担当:教育委員会事務局健康教育課給食指導係 電話:            078-322-5790       )

2012年4月20日金曜日

ねこばいくから神戸市へのお手紙2012/04/20・・・ものすごく怒ってるんだぞ!

神戸市教育委員会 御中

平成24年度学校給食食材の放射性物質検査(2012/04/20公開)のページを拝見いたしましたが、
正直に申し上げて、遺憾です。

まず、
「児童が食べる毎日の給食1食分(パン・米飯や牛乳、調理済の副食等を含むすべて)を、1週間分まとめて1検体とし、毎週1回検査します。」
だったものが廃止となり、万が一にも放射能が入っていた場合の総合摂取量把握ができない。

次に、
「神戸市中央卸売市場(本場、東部市場)等において、厚生労働省が定めた「地方自治体における検査計画」に示された17都県産の農作物、水産物を中心に、毎週1回、市内の学校給食で使用する予定の食材1検体程度を検査します。」
だったものが、
1.17都県産の農産物・海産物等の食材を検査します。
 (1) 中央市場を経由している食材、月4検体程度(月2回抜き取り)。
 (2) 中央市場を経由していない食材(だし昆布・干ししいたけ・こんにゃく・ゼリーなどを含む)、月1回1検体程度。
2.牛乳を学期に1回検査します(2業者)。

これまでも中央卸売市場の食材検査はされてきているので、検査強化とは言えません。
また、中央卸売市場を経由していない食材については、無数になること、検査検体数が少ないことから統計上のサンプル条件にもならないと思われます。
牛乳の検査については、学期ごと1回というのは、それらが全て同じ生育条件の同じ牛から搾乳をすることはありませんし、
どう考えても、検査をすり抜けるものの方が多いと思います。

マスコミ等において、「神戸市が食材放射能検査を強化」と報道されておりましたが、これは強化ではなく、後退です。

2/2の国会審議にもあるように、上流での検査が難しい現状からは、出口、こどもの口に入る前に検査し未然に被曝を防止することが大切だと考えます。

つきましては、神戸市教育委員会として、給食の放射能検査の現状をどうお考えか、お聞かせください。
また、下記の規制科学からの考え方においても、一日の摂取量は1bq未満とされるべきだと思いますが、
如何でしょうか?

最後に、神戸市学校給食をこどもたちの口に入る前、「食前」に放射能検査をおこない、
少しでもこどもたちの夢、希望、未来、笑顔を守っていただきますよう、強く要請します。




規制科学における有害物質基準値の決め方

   実験動物で最小毒性量を求める。

   最小毒性量から無毒性量への
   外挿のために値を不確実係数「3」で割る。

   実験動物とヒトの種間差を考慮するために値をさらに「10」で割る。

   ヒト内の個体差を考慮するために値をさらに
   不確実係数「10」で割って規制値が算出される。

内部被曝の実験結果はないので、
パンダジェフスキー博士の報告を元に算出すると・・・

  影響が確認された最小値5歳児の最小毒性量2bq/日を使って。

2bq/日 ÷ 3 ≒ 0.7bq/日

個体差を考慮する為に10で割る。

0.7bq/日 ÷ 10 = 0.07bq/日

まじめに計算すると一日の摂取基準量は0.07bq!

※規制科学 食材の残留農薬規制値などの基準値を
このタブンこの辺までは影響あるだろうと動物実験などの結果を用いて規制値を設けるための科学。

※外挿(がいそう Extrapolation、補外とも言う):ある既知の数値データを基にして、そのデータの範囲の外側で予想される数値を求めること。

※パンダジェフスキー博士の報告だと・・・
(S=生物化学的半減期、W=体重、C=一日の許容セシウム量)   

乳児  S=9日  W=10kg C=約7bq
5歳児 S=38日 W=16kg C=約2bq
30歳  S=70日 W=60kg C=約5bq
50歳 S=110日 W=60kg C=約3bq

若いと代謝が早く、排出も早いので生物化学的半減期も短いが、体重により許容が少ない。
年をとると、代謝が落ち込む為生物化学的半減期が長くなる。

2012年4月5日木曜日

ねこばいくから神戸市へのお手紙2012/04/05・・・検査強化ってなあに?

この度、下記にある報道を見ましたが、
この検査強化について、
具体的にお教え願います。

・一日何検体の検査を行うのか
・現在の検査機器にあわせて追加購入するのであれば、
  その機器についての詳細
・食材放射能検査専門の市職員を配置するのかどうか
・その他、予定している検査体制などの詳細

以上について、お答え願います

以下、NHKWEBより転載
神戸市は、今月から、食品に含まれる放射性セシウムの
基準が大幅に厳しくなったことを受けて、学校給食で使
われる食材の検査品目を増やすなど、対策を強化するこ
とになりました。
神戸市では、市内の小学校で出されている給食について
、ことし1月から、神戸市の中央卸売市場を経由した食
材に含まれる放射性セシウムの検査を行ってきました。
しかし、厚生労働省が、食品に含まれる放射性セシウム
の基準をこれまでより大幅に厳しくしたことなどから、
4月から、検査対象を中央卸売市場を経由していない食
材にも広げて、新たにだし昆布や干しいたけ、ゼリーな
どの加工品も検査に加えることにしました。さらに、市
内2つの業者が出荷している牛乳についても、学期ごと
に検査を行うことにしました。
このほか、神戸市は、市内のスーパーやデパートの食品
売り場で販売されている食品についても新たに放射性物
質の検査の対象にすることを決めました。
検査は、毎週1回、そのつど対象を変えて行うというこ
とです。
給食の食材と市内で販売されている食品の検査結果は、
市のホームページで公開することにしています。
神戸市は、「少しでも多くの品目や流通ルートについて
検査を行って、食品の安全性を確保したい」と話してい
ます。

2012年2月20日月曜日

神戸市からねこばいくへのお返事2012/02/20・・・安全とは言わなくなった&調査していない

                                  平成24年2月20日
ねこばいく 様
                              健康教育課長

 いつも神戸市の学校給食について、ご意見をお寄せ頂きありがとうございま
す。以下の通りお答え致します。

 食材の安全性に関しましては、以前にねこばいく様に回答しました通り、神戸市で
は、暫定規制値を超える食材は出荷規制されていることから、市場に流通してい
る食材(給食食材含む)のリスクは非常に低いと認識しています。また、これま
での学校給食の検査でも放射能物質は検出されず、それを裏付ける結果となって
います

 次に、放射能の不安ために給食を辞退する場合ですが、学校給食は食育の観点
からも食べて頂くことが望ましいと考えており、保護者には、学校給食は安全で
あることを説明しています。しかし、それでも放射能不安のために弁当持参、牛
乳・副食等の辞退を希望される場合は、学校にその旨を伝えてください。その場
合は、継続的な辞退であれば、給食費の減額もしくは返金が可能です。なお、副
食については、その月全て食べない場合が対象となります。

 また、「給食のどの食材を気にしているか」という調査の件ですが、教育委員
会ではそのような主旨の調査は実施していませんが、これまでに、今後の学校給
食の放射性物質検査計画に活用することを目的に、放射能不安のために弁当持参
する児童の人数等を把握する調査を行ったことはあります。

 ご理解のほど、よろしくお願い致します。

   (担当:教育委員会事務局健康教育課給食指導係 電話:078-322-5790 )

2012年2月17日金曜日

ねこばいくから神戸市へのお手紙2012/02/17・・・お尋ねについて教えて!前回のお返事はまだ?

いつもお世話になっております。

この度、神戸市教育委員会が、各小学校にお尋ねがるように伺っております。
内容は「給食のどの食材を気にしているか」とのことですが、
このお尋ねは、実際はどのような中身(文章・文言)でどういった意図で行われているものなのか、
お尋ねの存在も含めて、ご回答願います。

また、私たちが産地で怖がるのには理由があります。
以下にその理由と思いを記載させていただきます。
それは、きちんと食材を放射能検査してくれないからです。
全ての産地の全ての食材が放射能検査されれば、
産地ではなく、数値で理性的に怖がる事が可能になります。
しかし現在は、検査対象は17都県、それもサンプル検査なので、
大まかに産地を見て怖がることしか出来ません。
実際に、サンプル検査をすり抜けて、給食や市場に出回ったものもあります。
そして、神戸市などが採用している「給食まるごと」検査の結果判明は、
食後、それも最大1週間後です。
食べてしまってから「こんなんでましたぁ」では困るのです。
理性的に怖がりたいのですが、現在の状況がそれすら許してもらえないのです。
全ての産地の全ての食材を放射能検査してほしいのです。
給食は食べる前に計測し、こどもたちの口に入る前に、結果を確認し、
1bq未満の食材を使って、安心・安全な給食で、
笑顔と未来、夢と希望を、将来を守ってほしいんです。

さて、2/8に私からお尋ねしている件について、ご返答が未だありませんので、こちらのほうも、合わせてご回答願います。

2/83メールより再掲
お返事ありがとうございます。
さて、言った言わないの議論をするつもりはありませんので、
改めて、先のメールにあります「暫定基準値を上回る食品は食品衛生法に基づき出荷規制がされていることから、給食は安全であると考えています。」について、お尋ねいたします。
現在も、市場流通している食材は安全と言うご見解でしょうか?

また、
現在、神戸市の公立小学校において弁当持参や牛乳のみ辞退している場合の給食費の取り扱いについて、お知らせ願います。
給食費の一部ないし全部返金もしくは免除の手続きなどについてお教え願います。


あわせて、早急に、こどもたちの給食が口に入る前に全ての産地の食材を検査し、
安心・安全な学校給食を確立していただけますよう、予算措置なども含めて再度、強く要望いたします。

ねこばいく

2012年2月8日水曜日

ねこばいくから神戸市へのお手紙2012/02/08・・・改めて質問&教えて!


神戸市教育委員会 指導部健康教育課 御中

お返事ありがとうございます。
さて、言った言わないの議論をするつもりはありませんので、
改めて、先のメールにあります「暫定基準値を上回る食品は食品衛生法に基づき出荷規制がされていることから、給食は安全であると考えています。」について、お尋ねいたします。
現在も、市場流通している食材は安全と言うご見解でしょうか?

また、
現在、神戸市の公立小学校において弁当持参や牛乳のみ辞退している場合の給食費の取り扱いについて、お知らせ願います。
給食費の一部ないし全部返金もしくは免除の手続きなどについてお教え願います。


あわせて、早急に、こどもたちの給食が口に入る前に全ての産地の食材を検査し、
安心・安全な学校給食を確立していただけますよう、予算措置なども含めて再度、強く要望いたします。

ねこばいく

神戸市からねこばいくへのお返事2012/02/08・・・安全じゃなかったも認めないし・・・

                                       平成24年2月8日
ねこばいく 様
                              健康教育課長

 いつも神戸市の学校給食について、ご意見をお寄せ頂きありがとうございま
す。以下の通りお答え致します。
 2月2日の衆議院議員予算委員会質疑において、農林水産大臣および文部科学大
臣の、「市場に流通している食材は安全ではなかった」という旨の発言は確認で
きません。

 また、沖縄の学校給食で検出が確認された食材は長野県産のエリンギであり、
神戸市の放射性物質検査の対象としている17都県に含まれます。ゲルマニウム半
導体検出器を用いた検査では検査可能な検体数が限られることから、放射性物質
を含む可能性がより高い、17都県産の食材を対象として検査を進めて参ります。


 ご理解のほど、よろしくお願い致します。

(担当:教育委員会事務局健康教育課給食指導係 電話:078-322-5790 )