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2011年11月4日金曜日

ねこばいくから神戸市へのお手紙2011/11/02・・・検討案でも教えてほしい!基準値は厳しく!

神戸市教育委員会 指導部健康教育課 御中

毎回の丁寧なご返答に心より感謝申し上げます。
さて、「暫定基準値を超える食材は出荷
規制されていることから、市場に流通している食材(給食食材含む)のリスクは
非常に低いと認識している」わけですから、やはり、リスクはあると考えるのが私たち親です。
やはり以前におっしゃって頂きました、「現実的に対応可能な範囲でゼロを目指す努力を続
ける所存」のところで、私たちと一緒に努力をしていただきたいと、考えております。

年末に導入されるゲルマニウム半導体検出器による検査方法について、検討
を進めて参ります」とありますが、
保健福祉局からは…
『昨年度の実績で,野菜の種類だけで 
約100種類以上,産地は延べで約1,246…』
『したがって,水産物なども合わせると
処理能力や検査人員を考えればとうてい全品目の
 検査はできないと考えます。』との回答を頂いております。
このような現状での検討とは、いかなるものでしょうか?
検討段階のものでもかまいませんので、お教え願えませんでしょうか?
具体的にも物理的にも可能な検討案であれば、私たちも納得できるのですが、
現況で情報がないことが不安を大きくしていることもまた事実です

また、独自基準値につきまして、やはり、政府がどんな基準値を出そうとも、
神戸市という政令市で住民を守るべき自治体として、こども達を守り抜くと言う姿勢を
打ち出すことにより、市民の安心や行政への信頼も勝ち取れるものと考えていますので、
あらためて、大人の10倍もの影響を受けるこども達への食べ物への厳しい規制値を
ご検討いただきますよう、お願い申し上げます。

ねこばいく

2011年11月2日水曜日

神戸市からねこばいくへのお返事2011/11/02・・・前言撤回?あほな!

平成23年11月2日
ねこばいく 様
                              健康教育課長

 この度は、神戸市の学校給食について、ご意見をお寄せ頂きありがとうござい
ます。以下の通りお答え致します。

 神戸市から「100mSv/yであればリスクは少ない」という発言・記述はしていま
せん。神戸市からは、「疫学的に100mSv以下/年の放射線による健康への影響は
認められない」「暫定基準上限値の食材を摂取し続けたとしても、放射性セシウ
ムの実効線量で5mSv/年、放射性ヨウ素の実効線量で2mSv/年を超えないように設
定されている」という事実を申し上げた上で、「暫定基準値を超える食材は出荷
規制されていることから、市場に流通している食材(給食食材含む)のリスクは
非常に低いと認識している」という、神戸市の見解を述べさせて頂いております。
 なお、暫定基準値は緊急時における取り扱いを示したものであり、今回発表さ
れました食品安全委員会の評価と、神戸市の見解が矛盾することはないと認識し
ています。

 学校給食の放射能検査につきましては、保護者に出来る限り安心して頂けるよ
う、年末に導入されるゲルマニウム半導体検出器による検査方法について、検討
を進めて参ります。食材使用規制に関しましては、神戸市独自で規制値を設定す
ることは考えていません。検査に関するご要望に関しましては、今後の検討に活
用させて頂きます。

 どうかご理解いただきますよう、お願い申し上げます。

  (担当:教育委員会事務局健康教育課給食指導係 電話:078-322-5790 )

2011年10月29日土曜日

神戸市からねこばいくへのお返事2011//10/28(中央卸売市場のお野菜について)


ねこばいく 様


神戸市総合コールセンターです。
 
お問合せいただきましてありがとうございます。
 
お問合せいただきました「中央市場の取扱い品種」の件について、回答させていただきます。
 
【回答】 
 
 中央卸売市場本場での1年間の取扱い品数は,昨年度の実績で,野菜の種類だけで
 約100種類以上,産地は延べで約1,246となります。
 また,農産物については,収穫される季節が決まっいること,常に同じ産地から同じ品目が
 来るとは限らないこと等,様々な変動があります。
 
 したがって,水産物なども合わせると処理能力や検査人員を考えればとうてい全品目の
 検査はできないと考えます。
 
 
また何か、ご不明な点がございましたらいつでもご利用くださいませ。
 
なお、この回答は神戸市保健福祉局健康部生活衛生課に確認の上ご案内しました。
 
ご利用ありがとうございました。
 
                          
◇・◆・◇・◆・◇・◆・◇・◆・◇・◆・◇・◆・◇・◆・◇・◆・◇
 
 神戸市総合コールセンター          担当:武市
 
 TEL: 078-333-3330 
(8:00~21:00 年中無休)
 
 FAX: 078-333-3314
E-Mail: HP上のお問合せフォームから
(FAX・E-Mailは24時間受付)
 
 ホームページ: http://www.kobe-call3330.jp
 
◇・◆・◇・◆・◇・◆・◇・◆・◇・◆・◇・◆・◇・◆・◇・◆・◇

2011年10月28日金曜日

ねこばいくから神戸市教育委員会へのお手紙2011/10/28…100mSv/生涯 を受けて

神戸市教育委員会 指導部健康教育課 御中

いつも丁寧なご回答に御礼申し上げます。
さて、本日、下記のように生涯100mSvを指針とする旨の報道がありました。
これまで、神戸市の100mSv/yであればリスクが少ないという発言とは矛盾するように思っております。
やはり、子供たちのいのちと未来、希望、夢を守るためには、現行の暫定基準値よりもさらに厳しい数値設定での学校給食が重要であると考えております。
つきましては、神戸市学校給食の放射能検査を行うこと、さらに、せめて生涯100mSvを基準に食材使用規制を行うこと、検査結果の数値公表を行うこと、この3つを改めて要望いたします。
未来・夢・希望・いのちを守るためにどうかご助力賜りますよう、切にお願い申し上げます。

ねこばいく

以下、東京新聞より引用

生涯線量 100ミリシーベルト「外部被ばく除く」

2011年10月28日 07時08分
食品から摂取する放射性物質について、内閣府・食品安全委員会は二十七日、健康に影響が出る被ばく線量は「生涯の累積で一〇〇ミリシーベルト以上」との評価をまとめ、厚生労働省に答申した。同委の作業部会は七月に評価案をまとめた際に「外部被ばくと内部被ばくを合わせて生涯一〇〇ミリシーベルト」と説明していたが、最終的に、外部被ばくの影響は小さいという前提に立ち、内部被ばくの影響だけを考慮する内容に修正した。
同省は三十一日に開く審議会で、現在の食品の暫定規制値の見直しを始める。食安委が一〇〇ミリシーベルトから外部被ばく分を除外したことで、被ばくの許容量は緩和されることになる。ただし、新たな規制値は暫定規制値より全体的に厳しくなる見通しだ。
答申は、自然放射線などを除き、食品摂取による被ばくが生涯の累積で一〇〇ミリシーベルト以上だと、がんの発生率が高まるなど健康に影響が出るという考え方。一〇〇ミリシーベルト未満の健康影響は科学的な知見がなく、「言及は困難」とした。
子どもについては「放射性物質への感受性が大人より高い」と指摘したが、考慮すべき線量を示せなかった。
食安委の小泉直子委員長は、外部被ばくをどう扱うかや、福島県など空間放射線量が高い地域にはどう対処するかは「国のしかるべき機関で判断すべきだ」と述べた。
厚労省は三月、現在の暫定規制値の妥当性の評価を食安委に諮問。食安委は、健康への影響について、三千を超す国際的な文献を調べたが、低線量の内部被ばくに関する資料が少なく、広島・長崎で被爆した人の外部被ばくのデータを使わざるを得なかった。
評価案に対する意見公募では、「生涯一〇〇ミリシーベルトの根拠が乏しい」「子どもや妊婦はより安全な立場で評価すべきだ」など約三千通の意見が寄せられた。
暫定規制値は、放射性ヨウ素やセシウムなど放射性物質を含んだ食品からの被ばく線量について、年間の合計で一七ミリシーベルトと設定。セシウムだけでも上限は年間五ミリシーベルトとしているが、小宮山洋子厚労相はこれまでに「新規制値は、より厳しくなる」と発言している。
同省は、規制値を見直す放射性物質の種類の選定などについても検討する。
(東京新聞)

2011年10月25日火曜日

神戸市からねこばいくへのお返事2011/10/25(ゲルマニウム検査機器について)

ねこばいく 様


神戸市総合コールセンターです。

この度は、お問合せいただきましてありがとうございます。

お問合せいただきました「ゲルマニウム検査機器」の件について、

回答させていただきます。


【回答】 


1 検査機器の詳細

キャンベラジャパン株式会社製放射能測定装置システム
ゲルマニウム半導体検出器(モデルGC3018)


2 検出下限値,測定時間,一日の検査可能検体数

検体の種類,検体量,検出下限値によって,測定時間が変わります
一日の検査可能検体数については,検体の前処理に要する時間,
作業する人員によって変わります。
現在,神戸市としては測定時間,機械の性能,安全性の確認
といった観点から勘案し,検出下限値を5ベクレル/kgとするとともに,
一日4検体までの検査を予定しています。


3 製造番号

まだ,納入されていませんので,分かりません。


保健福祉局健康部生活衛生課食品衛生係
電話 322-5262 FAX 322-2725



また何か、ご不明な点がございましたらいつでもご利用くださいませ。

なお、この回答は「神戸市保健福祉局健康部生活衛生課」へ確認の

ご案内しました。

ご利用ありがとうございました。


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神戸市総合コールセンター          担当: 武 市

TEL: 078-333-3330 
(8:00~21:00 年中無休)

FAX: 078-333-3314
E-Mail: HP上のお問合せフォームから
(FAX・E-Mailは24時間受付)

ホームページ: http://www.kobe-call3330.jp

◇・◆・◇・◆・◇・◆・◇・◆・◇・◆・◇・◆・◇・◆・◇・◆・◇

2011年10月19日水曜日

ねこばいくから神戸市(保健福祉局生活衛生課)への問い合わせ2011/10/19・・・たらいまわされてみよう!の巻

健康教育課長より以下の返信をいただきましたので、
保健福祉局生活衛生課にお尋ねいたします。
納入予定のゲルマニウム検査機器について、
検査機器の詳細、検出下限、測定時間、一日の検査可能検体数、できましたら製品番号等、お教え願います。

以下メールより転載。

平成23年10月18日
ねこばいく 様
健康教育課長

この度は、神戸市の学校給食について、ご意見をお寄せ頂きありがとうござい
ます。
以下の通りお答え致します。

導入予定のゲルマニウム半導体検出器は1台です。検査可能数は測定条件によ
り変動いたしますが、1台あたり1日に3~4検体であると聞いています。検出機器
の詳細情報につきましては、保健福祉局生活衛生課(TEL:078-322-5262
FAX:078-322-2725)にお問い合わせください。

神戸市からねこばいくへのお返事その7 2011/10/18・・・必殺縦割り行政&たらいまわしの巻

                                                     平成23年10月18日
ねこばいく 様
健康教育課長

この度は、神戸市の学校給食について、ご意見をお寄せ頂きありがとうござい
ます。
以下の通りお答え致します。
 導入予定のゲルマニウム半導体検出器は1台です。検査可能数は測定条件によ
り変動いたしますが、1台あたり1日に3~4検体であると聞いています。検出機器
の詳細情報につきましては、保健福祉局生活衛生課(TEL:078-322-5262
FAX:078-322-2725)にお問い合わせください。

 ご指摘頂いた内容についてですが、LNT仮説からの引用ではありません。「疫
学的に100mSv以下の放射線の影響は認められない」というのは、UNSCEAR(国際
的な合意を得られた科学的事実を発表する機関)の報告からの引用です。
 神戸市としては、政府が定めた暫定基準値はこの値を大幅に下回ることから、
内部被爆によるリスクは非常に低いものと認識しておりますが、市民の皆様に出
来る限り安心して頂けるよう、現実的に対応可能な範囲でゼロを目指す努力を続
ける所存でございます。

 なお、検査に関するご要望に関しましては、今後の検討に活用させて頂きます。
 どうかご理解いただきますよう、お願い申し上げます。


(担当:教育委員会事務局健康教育課給食指導係 電話:078-322-5790 )

2011年10月18日火曜日

ねこばいくから神戸市へのお手紙その7・・・2011/10/18

神戸市教育委員会 指導部健康教育課 御中

度重なるご返信に心より御礼申し上げます。
さて、前回ご返信いただきました「現実的に対応可能な範囲でゼロを目指すべきである」
につきましては、当方と同一の認識であり、非常に重い表明と受け止めました。官民が総力を持って子供たちを守るべき時でもありますので、協力して目標を達成したく考えております。

さて、「導入されるゲルマニウム半導体検出器による給食食材の検査方法について、現
在、検討を進めています。」とありますが、
私の拝見するところ、当該検査機器による1日の検査品数の限界が4品程度と理解しております。
それであれば、当該検査機器の導入数と1日の最高検査品目数を考慮するとかなりの導入数を要することになります。
そこで、導入される検査機器について数量および検査限界、1台あたりの1日の検査可能数をお教え願います。

また、「疫学的に優位な差が見られないとされる100mSv/年を大幅に下回ることから・・・」
の下りにつきましては、LNT仮説より引用されているように思いますが、安全の指標としては不適切に思います。解釈によっては100mSv/h以下であれば安全とも取れてしまいます。
前記にある「可能な限りゼロをめざす」にも矛盾しているようにも思えます。
住民を守るべき自治体としては、やはりしきい値なしの考え方が望ましいのではないでしょうか。

さらに、検査結果におきましては数値での公表を行わない限り私達は安心できません。
基準値以下であれば不検出とするなどの扱いは行わないよう、お願い申し上げます。

宜しくお願い致します

2011年10月17日月曜日

神戸市からねこばいくへのお返事その6・・・2011/10/17

                              平成23年10月17日
ねこばいく 様
健康教育課長

この度は、神戸市の学校給食について、ご意見をお寄せ頂きありがとうござい
ます。
以下の通りお答え致します。
低線量被爆に関する安全性には諸説ありますが、
神戸市として特定の説の支持はしていません。
ねこばいく様に、神戸市学校給食の方針についてご理解頂く上で、
共通の事実認識を持つ必要があると考え、
被爆の度に白血病やガンなどの発病リスクが上がることは、
医学的にも科学的にも明らか」という記述について、
事実誤認である旨を述べさせていただいた次第です。

食材の安全性につきましては、放射性セシウムに限らず、今回の原発事故以前
からあった微量の放射性物質による内部被爆や、食中毒、残留農薬など、様々なリスク
ファクターがあり、完全なリスクゼロというのは非常に困難です。従いまして、現実的に対
応可能な範囲でゼロを目指すべきであると考えております。
暫定基準値以下の食材であれば、基準上限値の食材を摂取し続けたとしても、
疫学的に優位な差が見られないとされる100mSv/年を大幅に下回ることから、市販の食材
と同程度に、給食食材のリスクは非常に少ないものと認識しております。

神戸市として、学校給食食材について保護者に出来る限り安心して頂けるよ
う、年末に導入されるゲルマニウム半導体検出器による給食食材の検査方法について、現
在、検討を進めています。

どうかご理解いただきますよう、お願い申し上げます。

(担当:教育委員会事務局健康教育課給食指導係 電話:078-322-5790 )

2011年10月12日水曜日

ねこばいくから神戸市へのお手紙 其の六 ・・・重ね重ねお願い申し上げます。

神戸市教育委員会 指導部健康教育課 御中

ご回答頂きありがとうございます。

NHKかんさい熱視線報道について、神戸市として「学校給食の放射能検査を行う」旨の発言はしていません。ということは理解いたしました。今後、NHKにも質問してみようと思っております。

しかし、「LNT(Linear-Non-Threshold)仮設については、現在のところ立証はされておりません。」
とありますが、低線量被曝が安全という立証もされていないと存じております。
だからこそ、安全とはいいきれない部分があります。

神戸市のホームページ 学校給食の目標には、

食生活が自然の恩恵の上に成り立つものであることについての理解を深め、生命及び自然を尊重する精神並びに環境の保全に寄与する態度を養うこと

ともあります。低線量被曝や内部被曝などの安全性が確認されていない現在において、
少しでもリスクある給食を子供たちに食べさせることは、親として偲び難く、生命や自然を尊重することに繋がらないのではないかと考えています。

大人の10倍もの影響を受けると言われている放射能を含んだ給食
夢も希望も将来もあり、私たちの社会の未来でもある子供たちに
放射能を含んだ可能性のある給食を食べることによって君たちが、白血病やガンなどの病気になったりするかもしれないけど、我慢して食べて欲しい」などとはいえません。

どうか、親としての切なる心情を汲んでいただくとともに、何卒、学校給食の放射能検査を実現していただきますよう、重ね重ねお願い申し上げます。

学校給食放射能問題・神戸市からのお返事其の5

                            平成23年10月12日
ねこばいく(都合により置き換えています) 様
健康教育課長

この度は、神戸市の学校給食について、ご意見をお寄せ頂きありがとうござい
ます。
以下の通りお答え致します。
神戸市として「学校給食の放射能検査を行う」旨の発言はしていません。
番組内容の詳細に関しましては、NHKにお問い合わせください。

なお、「被爆の度に白血病やガンなどの発病リスクが上がることは、医学的に
も科学的にも明らか」とのご指摘を頂きましたが、LNT(Linear-Non-Threshold)
仮説については、現在のところ立証はされておりません。

神戸市としては、暫定基準値以下であればリスクは非常に低いと認識してお
り、現時点において、学校給食独自の食材検査を行っていませんが、保護者の方
々に安心して頂けるよう、年末に導入されるゲルマニウム半導体検出器による給
食食材への検査方法について、できる限り検討を進めて参りたいと考えています。

ご理解のほど、よろしくお願い致します。

(担当:教育委員会事務局健康教育課給食指導係 電話:078-322-5790 )

2011年10月6日木曜日

ねこばいくの神戸市へのお手紙其の伍2011/10/06

神戸市教育委員会 指導部健康教育課 御中

いつも丁寧なご回答ありがとうございます。
さて、ご回答にあるように「かんさい熱視線」においての
「神戸市が学校給食放射能検査を予定」というのは
必要以上に誇張されていることがわかりました。

学校給食そのもの(全食材もしくは"ミキサー検査")の検査ではないということですね。
つきましては、神戸市として「学校給食を放射能検査する」と言う表現はおやめいただきますよう、お願い致します。

ご承知のように、放射能は食材のみならず、
あらゆる加工品(調味料・カレールー・ソース類も含む)にも含まれる可能性がありますので、
野菜と可能な範囲の魚介類検査では、「安心」とは思えません。
また、安斎育郎氏によると、子供は大人の10倍の影響を受けるとのことです。
さらに、被曝ゼロならばリスクゼロですが、
被曝の度に白血病やガンなどの発病リスクが上がることは、医学的にも科学的にも明らかです。
従いまして、微量でも放射能が含まれる可能性のある学校給食は決して「安全」とは言えません。
だからこそ、私たちのかけがえのない宝であり、未来である子供たちに
少しでもリスクを減らすための努力が必要です。

それには、限りなく放射能含有量をゼロに近づけ、せめて「安心」であることが重要です。

私はそのために、「学校給食食材そのものの検査」と「検査結果数値公表」をあらためて要望いたします。

何卒、ご理解を賜り、私たちの切なる希望をお聞き入れいただきますよう、お願い申し上げます。

神戸市からのお返事其の四(武田教授の論文及びかんさい熱視線報道について)

                             平成23年10月6日
ねこばいく 様
健康教育課長


この度は、神戸市の学校給食について、ご意見をお寄せ頂きありがとうござい
ます。
以下の通りお答え致します。
武田教授の引用に関しましては、一つのご意見として承ります。

日本の暫定基準値に関しましては、WHOが3月22日に発表した東日本大震災に関
する報告書「Japan earthquake and tsunami Situation Report No.13 (SITREP
NO 13)」において、日本の暫定基準値は国際的に合意された規制基準より厳しい
と記載されております(国際基準では、ヨウ素131:3000Bq/kg、セシウム
134:1000Bq/kg、セシウム137:2000Bq/kg)。

「関西熱視線」において紹介された神戸市の学校給食放射能検査というのは、
先日お伝えしました、12月導入予定のゲルマニウム半導体検出器による中央卸売
市場での放射能検査を指しています。給食食材のうち、中央卸売市場を通さずに
購入する魚介類等について、検出器の処理能力を勘案した上で検討を進めて参り
ます。

暫定基準値につきましては、神戸市としては暫定基準値以下であればリスクは
非常に低いと認識しております。

2011年10月4日火曜日

さらに神戸市へのワタシの質問(NHK関西熱視線での公表について)

神戸市教育委員会 指導部健康教育課 御中
NHK の関西熱視線において、神戸市が学校給食放射能検査予定の自治体に入っていましたが、予定とはいつから、どのような内容でのものでしょうか?お教え願います。

(ねこばいく)

神戸市へのワタシのお返事2011/9/29③


ご返答ありがとうございます。

以下に武田教授の文章を引用しておきますが、
これをお読みいただいても尚、「安全」なのでしょうか?
また、前回頂いたご返答を拝見しましたが神戸市として「暫定基準値が安全である」ことが公式見解として捉えてよろしいでしょうか?

私には、この「暫定基準値」が安全である論拠が「症例データがない」ことだけで、万が一にも被曝由来の疾病発病可能性がないようにしか思えないのですが、如何でしょうか?

大阪市が検査に踏み切っているのは不安が拭いきれないからであり、自治体として「安全」が保証できないからだとも考えています。

再度、ご検討を願います。

(ねこばいく)

武田邦彦教授(中部大学)HPから引用

「暫定基準値」以下なら安全か?


日本には食品の放射線汚染に関する「基準値」がなく、福島事故直後に決まった「暫定基準値」だけしかありません。そして、なぜそれが「暫定」なのか、「暫定」というのはいつまでなのか、また「基準値を決める作業は進んでいるのか」について不明な状態にあります。
その中で、産地や食品流通の人たちの中には「暫定基準値を守っているのだから安全だ」、「それを危険と言っても俺たちはどうするのだ」という声が聞こえます。
でも、「食品の暫定基準値」を決めた政府は、同じく「福島の児童生徒に暫定被曝量1年20ミリシーベルト」を決めた政府と同じで、1年20ミリシーベルトは1年に胸のレントゲン400回に相当しますから、たとえ「暫定被曝量」を政府が決めたと言っても、それで「安全」と断言できる人は少ないでしょう。
1年100ミリシーベルト以下は安全か危険かの判断はできないというのは、専門家の一致した意見で、その結果、日本の法律では1年1ミリシーベルトと決まっているのです。
・・・・・・・・・
ところで、水の基準値は(いずれも1リットルあたりのベクレル)で、ドイツ0.5、WHO10、原発の排水基準40から90なのに対して、日本はセシウムが200、ヨウ素が300で合計500です。つまりドイツの1000倍、WHOの50倍が日本の暫定基準です。日本の水の暫定基準値は原発の排水基準より高いのです!!
一方、野菜の基準値はウクライナ40、アメリカ170、日本セシウム500、ヨウ素2000で合計2500とこれもやはり日本が突出しています。
なぜ、日本の水や野菜の暫定基準値は他国の50倍程度と目立って高いのでしょうか? またいつまで経ったら「暫定」が無くなるのでしょうか? それには事故直後に開かれた暫定基準値の決定会議の様子と、そこで検討された「論理」を見てみることが必要です。
・・・・・・・・・
食品や飲み水は、外部被曝とともに被曝者が合計して1年1ミリシーベルトにしなければなりません。従って、福島県浜通、中通のように空間線量が0.2マイクロシーベルト(毎時)を超えるようなところでは、空間被曝だけで1.0ミリシーベルトを超えるので、食品の基準値は0(ゼロ)が上限です。従って「福島の人の健康を守る」には他県から汚染されていない野菜を運ぶのが政府の役割です。
東京やその他の多くの地域のように空間線量が0.08マイクロシーベルト(毎時)のようなところでは、外部被曝だけで0.7ミリシーベルトになりますから、ホコリなどの呼吸で入る量が0.1ミリとしても、水0.1、食材0.1ぐらいしか許されません。
一方、水、食材からの内部被曝は核種や臓器によって異なりますが、毎日、接触する水や食品は成人男子で約1キロずつですから、次の式が成立します。
年間の内部被曝量(ミリシーベルト)=1キロあたりの食材のベクレル÷100
従って、水も食材も1キロあたり10ベクレルが限度になります。
もし政府が日本人の健康を考えたら、暫定基準値は10ベクレルになり、現在の50分の1から250分の1に下げなければなりません。それではなぜ、このように高い暫定基準値が定められているのでしょうか? 委員会の議論から見ると、次のような論理が使われています。
1) 縦割り行政だから食品の内部被曝だけを考えている(外部とホコリで0.8だから食品は本来0.2しか許されないのに、それを1.0としているから、これで5倍)、
2) 食品の汚染基準はもともと「汚染されたものが少数」という「通常時」を想定している。したがって、{外国から来る特定の食材が被曝している場合0.1をかける、国内が相当汚染されている場合0.3をかける}という考え方がある。(3倍違う。通常時の規則を非常時に使っている)、
3) (これが決定的だが)水や食材の汚染を「健康を考えて設定する」と「国民が水や野菜をとれなくなる」ということになるので、健康のことを考えず、供給能力(除染もせず、輸入努力もしない)から決めた方がよい(現実にそのような発言あり)、
ということで、基本的にたとえばWHOの10倍程度にして、さらに「供給できること」という奇妙な考えが入っているので、最終的には生産者に都合のよいように暫定基準値をあげるという決定方法をとっています。
・・・・・・・・・
最後の3)は原子力行政にはいつもあることで「原子力発電は必要だから安全だ」、「電力が足りなくなるから子供は被曝してもよい」という日本人の逆転の発想を使っています。誰でもわかるように原子力発電は必要だということと、安全だということは全く別の論理で決めなければなりませんが、それが混同する(混同させる)ところに日本独特の思考方法があります。
また、アメリカの野菜の基準値が170と高いのはアメリカが汚染されていないので、たまに輸入される食材に接するチャンスが少ないので0.1をかけています。だから、アメリカの実質の基準は17ベクレルです。従って、諸外国の数値はほとんどの食材が汚染されている現在の日本では上限で、それ以上高くする論理はありません。
・・・・・・・・・【結論】・・・・・・・・・
現在の日本の食材、水に関する暫定基準値は日本の法律に定められた1年1ミリシーベルトと無関係な恣意的な数値であり、健康を守る数値とは関係がない。従って、暫定基準値を下回っているからと言って安全ではない。あくまで水や食材にベクトル表示を行い、10から20ベクレルを限界にしなければならない。
(平成23年9月9日)


武田邦彦

神戸市からのお返事2011/9/28③

                             平成23年9月28日
(ねこばいく) 様
健康教育課長

この度は、神戸市の学校給食について、ご意見をお寄せ頂きありがとうございます。
以下の通りお答え致します。

●まず、食材の放射線についてご説明致します。
牛肉に関しましては、餌である稲わらの汚染確認が遅れたこともあり、暫定基
準値を上回る牛肉が、一部市場に流通する事態となりました。しかし、その後、
検査体制は迅速に構築され、現在は流通前に固体識別番号で汚染の有無を確認
し、暫定基準値を上回る牛肉は流通しない体制となっています。
牛乳に関しましては、生産地の自治体が生乳の放射性物質検査を行っており、
暫定基準値を超えた地域の生乳は出荷できないことになっています。安全が確保
された生乳のみが乳業会社に送られ、牛乳・乳製品が製造されることから、市販
される製品も安全であると認識しております。ご指摘頂いた、東京都町田市の学
校で提供された牛乳につきましても、暫定基準値を大幅に下回っていることか
ら、安全であると考えております。

●次に、暫定基準値についてご説明致します。
暫定基準値の設定については、暫定基準上限値の放射性物質を含む食品を摂取
し続けた場合であっても、放射性セシウムの実効線量で5mSv/年、放射性ヨウ素
の実効線量で2mSv/年を超えないように設定されております。この線量は、人体
の組織や臓器の種類による放射線の影響の違いを考慮した上で、乳幼児を基準に
設定されており、内閣府食品安全委員会は、これらの線量について「相当な安全
性を見込んだもの」「かなり安全側に立ったもの」との見解を公表しています。
なお、自然からの放射線被爆量は1~13mSv/年であり、多くの人口集団が10mSv
/年程度の環境で生活していますが、癌等の羅患率の増加が認められていないこ
とから、暫定基準値以下の食品は安全であると考えております。

●最後に、食材の放射能検査についてご説明致します。
食材の放射能検査について、「行われない現時点で住民を守るためには望まし
くなくてもするべき」とのご指摘を頂きましたが、食材の放射能検査は生産地の
自治体(長野県から青森県にかけて17都県)において市町村単位で行われてお
り、暫定基準値を上回る食材は出荷制限がなされています。

 給食食材の放射能検査については、
① 放射能検査は、生産地の自治体で実施されており、基準を超える放射性物
質が検出された食材は出荷停止になること
② 消費地における検査では、物流の関係上、産地を県単位でしか把握できな
いため、全品検査にはなりえないこと
③ 多種多様にのぼる給食食材で放射能測定を行うことは現実的でないこと
  (神戸市の学校給食は、食材の安全確保の観点から地区ごとに異なる献立を
    採用している為、メイン食材を品目・産地ごとに抜き出し、簡易検査をす
るとしても膨大な検体数となります)
等を総合的に考慮し、現在のところ、学校給食独自での食材検査は予定してい
ません。

しかし、保護者の中には給食食材への不安感も根強くあることも事実です。
健福祉局では12月にゲルマニウム半導体検出器の導入を予定しており、神戸市と
して市内で流通する食品について検査できる環境が整いつつあります。この検査
の一環で、中央卸売市場でも、関東・東北地方の農産物等で過去に暫定基準値を
超える放射性物質が検出されたものを中心に検査を行う予定です。
本市学校給食の生鮮野菜は全て中央卸売市場を経由したものを購入しているこ
とから、保護者にはよりいっそうの安心をしていただけるのではないかと考えて
います。なお、中央卸売市場を通さずに購入する魚介類等については、検出器の
処理能力(1日に3~4件が検査可能件数)等も勘案した上で検討を進めて参り
ます。

今後とも市内産・県内産の食材を重点的に使用するとともに、食品の放射能に
関する情報や国の施策の動向を注視してまいります。

ご理解のほど、よろしくお願い致します。

(担当:教育委員会事務局健康教育課給食指導係 電話:078-322-5790 )

神戸市へのワタシのお返事②2011/9/22

早速のご返信ありがとうございます。
しかしながら、「市場に流通している食品は安全である」とするならば、

横浜市の小学校給食、基準値超放射性セシウム検出の牛肉を使用/神奈川


東京都町田市の小学校で出されている学校給食用の牛乳の検査を実施した結果、6月に行った一度目の検査ではヨウ素・セシウムとも一切検出されず「とてもきれいな牛乳でした」という結果でしたが、9月6日に行われた二度目の検査ではセシウム合計で1キロあたり6ベクレルが検出という結果が検査されました。http://savechild.net/archives/8851.html
というのは、「安全」なのでしょうか?

次に、暫定基準値についてですが、
500bq/kgというのはこれまで、「餓死するなら食べても良い」という基準値でした。
さらに、チェルノブイリ原発事故時に設けられた輸入における
基準値(現在も運用値)は300bq/kgです。
これを見ても500bq/kgという数字が妥当なのかどうかという問題があります。
放射線防護学の権威である安斎氏は被曝許容線量は「ガマン線量」であり、放射線被曝は出来る限りゼロを目指すということが重要であり、政府の暫定基準値は危険だとも指摘されています。
国が言うからではなく、住民の命を守る自治体として「安全」かどうかで判断すべきではないでしょうか?
尚、放射線の影響については『安全』ということが確立されていないことはご存知だと思いますが、DNA破壊などの面から見てもかなりの危険があると思われます。

食材の放射能検査については、早野龍五氏http://nucl.phys.s.u-tokyo.ac.jp/hayano/jp/index.htmlもミキサーでの検査など提案されていますし、
簡易検査の上、異常値検出時のみ食材ごとの検査をするということも可能なはずです。
東京では保育所で検査できている現状から見ても、可能と考えます。
放射能検査は生産や流通段階などできるだけ上流で行うことが望ましい」
ですが、行われない現時点で住民を守るためには望ましくなくてもするべきだと考えています。

最後に、ご回答内容を拝見するところ食材の放射能検査については入り口であれ出口であれ必要との認識は一致しているように思いますので、今後とも市民の命を守るためのご助力を心よりお願い申し上げます

ねこばいく

神戸市からのお返事2011/9/22②

                             平成23年9月22日
(ねこばいく) 様

 この度は、神戸市の学校給食について、ご意見をお寄せ頂きありがとうござい
ます。以下の通りお答え致します。

●まず、食材の検査についてご説明致します。
現在、長野県から青森県にかけての17都県では、市町村単位で食品中の放射
性物質検査を行っており、放射性物質の地域的な広がりを把握することで、暫
定基準値を超える食品の摂取による内部被爆の防止を行っています。従いまし
て、全ての食材の検査がされているわけではありませんが、暫定基準値を上回
る食材が確認された場合は、周辺地域の検査等が行われ、対象区域の判断や出
荷制限等の処置がなされるため、市場に流通している食品は安全であると認識
しております。

●次に、暫定基準値についてご説明致します。
食品に含まれる放射線については、「健康に影響がない値」として、国際放
射線防護委員会(ICRP)、国際原子力機関(IAEA)等の考え方に基づき、国が
「乳幼児」を考慮した上で定めております。従いまして、暫定基準値は乳幼児
を含めた子どもに対して適用可能であり、安全であると考えております。

●最後に、食材の放射能検査についてご説明致します。
ご指摘頂いた通り、検査機器が不足している現状において、効率的な食材の
検査体制の構築が重要であると考えております。しかし給食食材の放射能検査
は、生産地と消費地で検査が重複すること、産地を県単位でしか把握できない
こと、検体数が膨大であり検査機器も十分ではなく測定は現実的ではないこと
等を考慮すると、放射能検査は生産や流通段階などできるだけ上流で行うこと
が望ましいと考えています。

今後とも市内産・県内産の食材を重点的に使用するとともに、食品の放射能に
関する情報や国の施策の動向を注視してまいります。

ご理解のほど、よろしくお願い致します。

(担当:教育委員会事務局健康教育課給食指導係 電話:078-322-5790 )

2011/9/21神戸市からのお返事とそれに対するワタシの返事



                             平成23年9月21日
ねこばいく(都合上ハンドルネームに置き換えてます) 様
神戸市長 矢田 立郎

この度は、市長への手紙にご意見をお寄せ頂きありがとうございます。
以下の通りお答え致します。

学校給食で使用する食材は、地消地産を基本に、市内産・県内産を優先して使
用しているところです。神戸市や兵庫県は、農業地域を抱えていますので、米を
はじめ多くの生鮮野菜や地産地消による食材が使用できます。しかし、量的・季
節的に県内産でまかなえないときは、四国・九州・山陰などの県産のものの使用
が多いのが現状です。

毎日たべる「主食」のうち、「米」は全て神戸市の北区や西区でとれるキヌヒ
カリを使用しております。8月からは新米について兵庫県内で放射性物質(ヨウ
素131、セシウム134、セシウム137)のモニタリング調査も行われると聞いてい
ます。
また、「パン」の原材料である「小麦」は、(財)兵庫県体育協会が県下の小
麦を一括入札しており、現在のところ全てアメリカ・カナダ産を残留農薬の検査
を行った上で使用しております。
「牛乳」については、兵庫県産を中心に九州産・北海道産が殆どを占めてお
り、放射能検査を経て安全性を確保された生乳のみが牛乳会社に送られています。

また、現在、原子力災害対策本部の指示により、長野県~青森県にかけての17
都県では、市町村単位で「緊急時における食品の放射能測定マニュアル」に沿っ
て野菜類、乳、水産物、牛肉、卵等が検査され、暫定基準値を上回る食材は出荷
制限がなされています。
また、放射性ヨウ素の場合は、1週間ごとに検査し3回連続で基準数値以下、ま
た放射性セシウムの場合は、1市町村あたり3箇所以上、直近1ヶ月以内の検査結
果が基準数値以下の場合でなければ解除しないこととなっています
また17都県以外でも例えば兵庫県では給食でも使用している西区岩岡産のキャベ
ツなど生鮮野菜の検査を行っていますし、他県においても米や生鮮野菜生産段階
で検査体制が整ってきています。このことから流通している食材は安全であると
認識している次第です。

放射能検査は生産や流通段階で行うことが望ましく、こうしたことを総合的に
勘案しますと、現在のところ学校給食での食材の検査を行う必要性は低いと考え
ています。
なお、2学期からは、神戸市のホームページ上で食材の産地について公表して
います。

 食品に含まれる放射線については、健康に影響がない値として、国際放射線防
護委員会(ICRP)、国際原子力機関(IAEA)等の考え方に基づき、国が暫定基準
値を定めており、暫定基準値以下であれば安全であると認識しております。ま
た、暫定基準値を上回る食品は、食品衛生法に基づき出荷規制がされており、市
場に流通することはありません。今後とも市内産・県内産の食材を重点的に使用
するとともに、食品の放射能に関する情報や国の施策の動向を注視してまいります

ご理解のほど、よろしくお願い致します。
(担当:教育委員会事務局健康教育課給食指導係 電話:078-322-5790 )神戸市教育委員会 指導部健康教育課 御中


ねこばいくの返信①
ご返答ありがとうございます。
しかしながら、返答内容に大分問題点が明らかにされているようにも感じましたので、
再度メールをお送りさせていただきます。

まず、公表されている産地食材について、全ての食材が検査されているわけではありません。
どちらかと言うと、検査されていない食材のほうが多いのが現状です。
次に、政府が示した暫定基準値「500bq/kg」については、
それを食べなければ餓死する場合にのみ許される数値であり、
大人の3倍もの放射能影響を受けると言われる子供たちにとっては
1500bq/kgに近い基準と言えます。
さらに、流通段階での全量検査が不可能な現状(検査機器が足りないそうです)においては、
出口である給食を検査しなければどうやって安全と言えるでしょうか?
さらに、安全かどうか判らないからこそ、大阪市や他自治体は検査を行っており、
貴委員会の言われる、「安全」とはかなり矛盾していると思います。
国(政府)においては、放射能拡散についても、原発の状況についても、
全てを私たちに明らかにしていないばかりか、
次々とウソが明らかになっていることは新聞報道のとおりです。
そんな国の状況や指示を待つことなく、早急に独自の検査・防護体制を確立することを強く求めます。
最後に、先にも述べましたとおり、子供たちに対する給食におきましては、
影響を大きく受けることを勘案した上、大人の基準値を適用することなく、
さらに少ない被曝ゼロを目指す検査体制と食材使用を強く求めます

子供は私達の未来です。その未来を守るために、正しく切り開く為に、どうかお力添えいただきますよう、心からお願い申し上げます。

以上

2011年9月21日11:57 神戸市教育委員会 指導部健康教育課 <edu-kenkou@office.city.kobe.lg.jp>: