2019年7月24日水曜日

「神戸市都市空間向上計画(素案)」についての意見を神戸市にメールした

「神戸市都市空間向上計画(素案)」についての意見を神戸市にメールした

前回の投稿を加筆修正してつくりました。

この文章はコピペ編集して
「神戸市都市空間向上計画(素案)」に関する市民意見の募集
に送るのに使っていただいてもかまいません。

意見募集期間は2019年7月9日(火曜)から2019年8月8日(木曜)までで、
意見の提出方法は・・・
  次のいずれかの方法により書面でお願いします。
  (電話などによる口頭での意見提出はできませんので、ご了承ください。)
  (1)郵送 〒650-8570(住所記載不要)神戸市都市局計画部都市計画課宛
          (令和元年8月8日(木曜)の消印有効)
  (2)ファックス 078-322-6095 神戸市都市局計画部都市計画課宛
  (3)電子メール toshikukan@office.city.kobe.lg.jp
  (4)持参    神戸市都市局計画部都市計画課
          (市役所2号館4階、平日の8時45分~12時、13時~17時30分の間にご持参ください。)
  (5)意見送信フォーム 神戸市ホームページ(意見募集)上の意見送信フォームによる提出
  ※書式は自由ですが、必ず提出者の住所、氏名(法人その他の団体にあっては、所在地、名称及び代表者の氏名)及びこの「都市空間向上計画(素案)」に対する意見であることを記載してください。

・・・とのことです。
どしどし奮って意見送りましょう!

それでは以下本文です。↓



「神戸市都市空間向上計画(素案)」についての意見

7/13に垂水で行われた「神戸市都市空間向上計画(素案)」説明会に参加しました。
第2章 神戸市の現状と課題について、
人口減少について記載されていますが、
高くて有名な神戸市国保料、不評なデリバリー中学校給食など
悪評のある政策しかない状況です。
お隣り町明石市では、中3まで医療無償化など、ソフト面からの子育て支援政策により子育て人口や全体人口が増えています。
超希少難病で重度障がい者認定を受けている配偶者を持つ身としても、重度障がい者医療費助成と特定疾患医療費助成制度が競合し、
患者にとっては高負担の方(特定疾患医療費助成)が優先されるという不合理な政策もあります。
抜本的にソフト面の政策努力を全くしてない現状で人口が減るのは当然ですし、
ましてや隣町に流れているという無策が生み出した結果を少しも教訓化もせずに、
総体的な社会構造による人口減少がすべての原因と決めつけるのは道理に合いません。
説明会でソフト面の政策で明石市は増えてますよね?と質問させていただきましたが、
個別の問題、日本全体では超高齢化社会で人口減少すると返答されましたが、これは話のすり替えで正面からの回答になっていません。
結局のところ何にも努力しなかった結果、全国で最大の人口減少を記録したという事実をきちんと受け入れるべきだと思います。
また、50年先も心地よく健やかに住み続けられるまちを目指すとのことですが、
50年後のこと決めるなら、もっと若い世代の意見を聞いておいた方がいいと思いますが、説明会の参加者は40人程度であり、22.3万人人口の垂水区の0.01%の参加であり、若い人は1~2人程度しかいらっしゃいませんでした。
参加状況を見るに、意見聞くための努力もされておらず、説明を聞いてもらう努力、参加者を集める努力そのものも全くしてない。
これでは広報に小さく載せて、みんなが知らない間に、説明会とか終わっといて、
既成事実で手続きはしたという騙し討ち方式とも思えます。
説明会で「市民の皆さんとともに計画をつくっていきたい」って何度も仰いましたが、その努力すらせず、その上で具体案がない資料と説明で不安しかありません。
駅周辺居住区域についても健常者だけを考慮していて、年齢による分布や変動、私の配偶者など病気の人は考慮されていると思えず、年齢層による個別の事情はもちろん、それぞれの事情を綿密にくみ取り、考慮することが住みやすい街づくりだと思いますが、十把一絡げにしてしまい、これでは弱者が取り残されることになるリスクも考えられます。
居住誘導区域を指定することで、タワーマンションなど急激な過密化も考えられ、過密化の際は、待機児童問題や小学校などの児童受入数問題もあるが、緊急時の避難所に住民が入りきらないことも十分に考えられ、防災対策面も全く考慮されていると思えません。
私の母はかつて千葉のベッドタウンで車で生活していた結果、骨粗鬆症になっていましたが、神戸に越してきて、車が不必要な歩いて買い物をする生活をするようになり、骨密度が改善しました。歩くことはやはり重要で、商店街など居住環境が大切であることを実感していますが、今回の計画で商店街の整備や活性化については殆ど触れておらず、そういった大切な環境を破壊するものとしか受け取れません。
居住推奨区域と同じことでもありますが、今回、神戸市が地図に落とし込むことによって、地価の高騰を招き始めている。結果、賃貸住宅、テナントの賃料が行く先で上がる可能性が大きく、加えて各業種の売価も高騰する可能性もあり、それらによって居住をあきらめざるを得ない、当然消費者負担も増え、年金生活者やトリプルワーク、ダブルワークなどの生活弱者は増えない所得により購買力を削がれるのではないでしょうか。
また、居住誘導によって恐らく垂水駅前のようにタワーマンションが突如建設され、
景観が失われたり、日照が失われるという居住環境破壊も引き起こされると思います。

山麓・郊外居住区域については、放置すれば人口減少とともに空き地だらけになるとのお話ですが、神戸市が今回の計画で地図にその地域を落とし込んだ結果、今から拍車をかけ、空洞化の前倒しを行うことになると思います。
要するに、神戸市は「ここに住むのは推奨しない」地域と指定し、空き家が増え防犯上の問題や路線バスの縮小、商店や病院の閉鎖、などを列記して暗に不安を煽っており、
住民の安全とくらしを脅かすものとしか受け取れず、地方自治法第一条の二にある「住民の福祉の増進を図ること」からも逸脱するるものと考えます
その上、夢と希望をもって35年のローンで建てたばかりの現役世代のマイホームは将来資産価値が暴落することが確定され、将来売却しても赤字必死となり、ローンの残額に苦しむことにもなることも考えられ、売却すら危ぶまれます。この計画の(案)が取れるときには負の資産として確定し地獄の未来になることを考えれば計画そのものを白紙撤回するべきだと思います。
空き地ができたら、コミュニティ農園や防災倉庫置き場など地域活性化のために活用するとありますが、低所得でダブルワーク、トリプルワーク、老後2000万必要な社会に農園をするゆとりがあるのでしょうか?
過疎の街に大きな防災倉庫は何の役に立つのでしょうか?
この地域を切り捨てるわけではないと説明会でも何度も仰いますが、具体的にどうするのかはまったく明示されておらず、不安しか湧きません。不安は、「 情報の曖昧さ × 事の重要性 」だそうで、この場合、「 居住推奨区域外の指定と具体的明示のない住民支援(口約束のような) × 生きることそのもの 」なのだから当然だと思います。
そして、これまでの二つの区域にすら属せない「空白の区域」もあり、属する区域がないためか、計画も空白。存在すら感じさせない計画案であり、これは住民切り捨て以外のなにものでもありません。
結局のところ、居住推奨しない地域は将来買物も不便、治安も悪化、しかし神戸市は
「知りません。空き地には市民農園も防災倉庫もつくった。
買物に遠くても買物難民でも知りません、居住推奨区域外ですので。
駅前周辺の賃料が高かったりして空きテナントがあっても知りません。
神戸市は大型スーパー誘致しましたから。小さな商店がつぶれても知りません。
物価が上がっても知りません。払える人だけ買ってください。払える人だけが住んでください。田舎暮らしも選択の自由です。でも、居住推奨区域外ですから。住民サービスも・・・」と言っているようにしか思えません。
そして、そんなところを好きで選んだんだから、
高齢者や障がい者、生活困窮者のバスなど公共機関の福祉パスも廃止若しくは制限がかかるような改悪すら行われるのではないか?バス路線そのもの廃止だって乗降者数によっては十分に考えられます。
そもそも、この計画案は鉄道駅の無いところは居住地域ではないとも言ってるようにしか取れず、住んでいるところによって行政サービスや社会保障、福祉の格差まで生み出しかねない「居住区によるカースト化」でしかありません。

今回この計画案と色で塗り分けられた地図を公表することによって、
地価の高騰・暴落、テナントの撤退加速、過疎化の加速、地上げなど、副作用も既に始まっているかもしれず、副作用に対しての思慮もされた上で公表すべきだったとも思います。

この計画案の相談会ってのも計画しておられましたが、
この計画案があんまりにもざっくりし過ぎており、
全く具体性のないこの計画案の一体何をを相談してよいかも不明です。
説明会で質問したところ、意見を個別に聞くとのことでしたが、それは相談ではなく意見徴収会であり、もっと広範な市民がもっと具体的な計画案をきちんと理解できたうえで相談事案が初めて生まれるのであって、それも昼間のみの現役世代は仕事があるので参加できそうにない、これでは未来の話なのに、その未来に居ない人たちの話にしかならならず、将来に責任を取り、未来を市民とともにつくろうという姿勢が全く見えてきません。

神戸市のいいところは
衣食住の近接にあって、モノづくりでも街全体が大きな工場のような特色があり、
長田靴作りのように、あっちこちの小さな作業場や工場を行き来・巡って1つの靴が出来上がるというような、地域のネットワークが大きな力になっているはずなのに、
現存するネットワークを無視したハコモノ政策とも思え、この計画は街の破壊とともに、神戸市の歴史の破壊にもつながるようにも感じます。
街と言うのは、様々な所得階層、多様な職種で構成されるから政策的にもバランスが取れ、魅力のある暮らしやすい街ができる筈ですが、これでは格差の拡大に拍車をかけ、所得や職種によって住むとこまで選べなくなるような計画であり、よく、近未来SF映画の中で金持ちや特権階級の住む都市と貧困層の住む区域が分かれているのを散見しますが、まさにそんな街になってしまうように思います。
住民・市民の意見を聞いて計画を進めたいというものの、
新長田周辺はどうなったのかと、説明会で質問してみると、
神戸市の建物だけでも20%弱の空きテナントとのことでしたが、そんな街づくりの実績、信用もできず、居住推奨区域外への具体的手当は全く皆無の不安だけを生む計画案です。
インターネットで神戸市住宅都市局計画部都市計画計画係長さんが、
「行政だけじゃ街は変われない!」って掲げていらっしゃいますが、
前述のように市民の意見聞く気すらないのにもかかわらず、そんなスローガン掲げてらっしゃるのにも驚きました。
昨年行われた意見募集においても「反対」の意見が多かったと伺っておりますが、
既に反対意見が大勢を占めているこの計画案は既に廃案とされるべきものであるにもかかわらず、今回再び公表し強引に押し進めようとすることは市民を無視したものとも思えます。
以上の理由から、この「都市空間向上計画(素案)」に対し、反対することと同時に即時白紙撤回を強く求めます。

そして、神戸市の建物には、パチンコ屋だけでなく、
サラ金なんかもテナントとして入居しており、(垂水区でも)
誰かを苦しめるかもしれないような業種であるにもかかわらず、せめて行政がサラ金やギャンブルに賃貸するのはやめて頂きたいと予てから思っております。

2019年7月13日土曜日

2019.07.12神戸市「都市空間向上計画(素案)」説明会に行ってきた。酷い話だよ?

先に書いとくけど長いよ?

昨日の
「神戸市都市空間向上計画(素案)」説明会に参加して、
改めて、
「神戸市都市空間向上計画(素案)」
に沿ってツッコんでみると・・・

第1章 都市空間向上計画の概要 は
総括的に書いてあって重複するので飛ばして・・・

第2章 神戸市の現状と課題
人口減少について書いているのだけど、
高くて有名な神戸市国保料、
不評なデリバリー中学校給食など
悪評のある政策しかしてない状況で、
お隣り町明石市では、中3まで医療無償化など、
ソフト面からの子育て支援政策により子育て人口や全体人口が増えている。
個人的に言うと、
重度障がい者医療費助成と特定疾患医療費助成制度が競合し、
患者にとっては高負担の方が優先されるというクレイジーな政策もある。
つまり、抜本的にソフト面の政策努力を全くしてない現状で
人口が減るのは当然だし、
ましてや隣町に流れているという無策が生み出した結果をちっとも教訓化もせずに、
総体的な社会構造による人口減少がすべての原因と決めつけている。
因みに、明石市は増えてるよね?って質問したら
個別の問題とか言いながら、
日本全体では超高齢化社会で人口減少するって話をすり替えて逃げてはった。
何にも努力しなかった結果、全国で最大の人口減少を記録したのに


第3章 都市空間計画でめざす都市空間
50年先も心地よく健やかに住み続けられるまちを目指すらしい。
50年後のこと決めるなら、もっと若い世代の意見を聞いておいた方がいいだろうに、説明会の参加者は40人程度で
22.3万人人口の垂水区の0.01%の参加だし、若い人は1~2人くらい?
意見聞くための努力してないよね?
ついでにいうと、説明を聞いてもらう努力も全くしてない。
ちっさな字で広報にちっさく載せて、
みんなが知らない間に、説明会とか終わっといて、
既成事実でやることはやったみたいな騙し討ち方式とも思える。
説明会で「市民の皆さんとともに計画をつくっていきたい」って何度も言うけど、その努力をしてないんだから、その言葉も虚しいのに具体案がないと言われて毎回同じセリフ。
コンパクトな街づくりをしたいらしく、街をいくつかの区域に区切っていく。

駅周辺居住区域・・・駅から徒歩20分圏内(目的地までとを選んだ人の分布で20分までらしい)
健常者だけを考慮していて、年齢による分布や変動、ウチの相方さんなど病気の人は考慮されてない。
年齢層による個別の事情はもちろん、それぞれの事情を綿密に考慮することが住みやすい街づくりではないかと思うのだけど、十把一絡げにしている。
ここを居住誘導区域にすることで、タワーマンションなど急激な過密化も考えられる。過密化の際は、待機児童問題や小学校などの児童受入数問題もあるが、
緊急時の避難所に住民が入りきらないことも十分に考えられる。
また、買物などの機能も集約するつもりらしく、大型スーパーなどはここに誘致されそうだ。
「またも」商店街が潰されそうだ。ワタシの母はかつて千葉のベッドタウンで車で生活していた結果、骨粗鬆症になっていたが、神戸に越してきて、車が不必要な歩いて買い物をする生活をするようになり、骨密度が改善した。歩くことはやはり重要で、そういう商店街や環境が大切なんだと思う。
次にある居住推奨区域と同じことでもあるが、今回、神戸市が地図に落とし込むことによって、地価の高騰を招き始めている。結果、賃貸住宅、テナントの賃料が行く先で上がるかもしれない。
また、居住誘導によって恐らく垂水駅前のようにタワーマンションが突如建設され、
景観が失われたり、日照が失われるかも知れない。
テナントの賃料が上がれば、売価もあがり、当然消費者負担も増えることになる。生活できない雀の涙的年金やトリプルワーク、ダブルワーク、増えない所得でそんな経済消費はできるのだろうか?

で・・・
山麓・郊外居住区域=鉄道駅から離れており、都市のスポンジ化などのリスクが大きいと想定される区域(駅から徒歩20分・1.6km外)
ほっとくと人口減少とともに空き地だらけになるって言うのだけど、神戸市が今回の計画で地図にその地域を落とし込んだ結果、今から拍車をかけることになると思う。
要するに、神戸市は「ここに住むのは推奨しない」地域にするわけだから。
そして、空き家が増え防犯上の問題や路線バスの縮小、
商店や病院の閉鎖、などを列記して暗に不安を煽るものとなっている。
その上、夢と希望をもって35年のびちびちローンで建てたばっかの現役世代のマイホームは将来資産価値が暴落。することが確定され、将来売っても赤字必死。ローンの残額に苦しむことにもなるかもしれないし、
そのせいで売ることすらできないかも知れない。この計画の(案)が取れるときには負の資産として確定し地獄の未来になるかもしれない。
あと、空き地ができたら、コミュニティ農園や防災倉庫置き場など地域活性化のために活用すればいいってあるんだけど、
低所得でダブルワーク、トリプルワーク、老後2000万必要な社会に農園をするゆとりがあるのだろうか?
過疎の街に大きな防災倉庫は何の役に立つのだろうか?
で、この地域を切り捨てるわけではないって何度も言うのだが、具体的にどうするのかはまったく明示されていない。
不安しか湧かないのはこのせい。不安は、「 情報の曖昧さ × 事の重要性 」だそうだ。
この場合、「 居住推奨区域外の指定と具体的明示のない住民支援(口約束みたいな) × 生きることそのもの 」なのだから当然だ。

更に・・・
これまでの二つの区域にすら属せない「空白の区域」もある。
当然、どこにも属していないので、計画も空白。なんにもない。
存在すら感じさせない計画案だ。酷すぎる。

結局のところ、居住推奨しない地域は将来買物も不便だし、治安も悪くなる、けど、神戸市は知りません。だって空き地には市民農園も防災倉庫もつくったから。
買物に遠くても買物難民でも知りません、居住推奨区域外だから。
駅前周辺の賃料が高かったりして空きテナントがあっても知りません。だって神戸市は大型スーパー誘致しましたから。小さな商店がつぶれても知りません。
物価が上がっても知りません。払える人だけ買ってください。払える人だけが住んでください。
田舎暮らしも選択の自由です。でも、居住推奨区域外ですからね?住民サービスも・・・
ってカンジになりそうです。
そして、そんなところを好きで選んだんだから、
高齢者や障がい者、生活困窮者のバスなど公共機関の福祉パスも廃止若しくは制限がかかるような改悪もあるかも知れない。バス路線そのもの廃止だって乗降者数によっては十分に考えられる。
そもそも、この計画案は鉄道駅の無いところは居住地域ではないとも言ってるようにしか取れないし、住んでいるところによって行政サービスや社会保障、福祉の格差まで生み出しかねない。
居住区によるカースト化だ。

今回この計画案と色で塗り分けられた地図を公表することによって、
地価の高騰・暴落、テナントの撤退加速、過疎化の加速、地上げなど、副作用も既に始まっているかもしれない。
もっと副作用に対しての思慮もされた上で公表すべきだったとも思う。


あと、この計画案の相談会ってのも計画してるんだけど、
あんまりにもざっくりし過ぎて、全く具体性のないこの計画案のナニを相談しろって言うのかも分からない。
質問してみたら、意見を個別(団体ならグループでもOK)に聞くつもりらしい。
それも昼間のみ。
現役世代は仕事があるので参加できそうにない。
これでは未来の話なのに、その未来に居ない人たちの話にしかならない。
この辺にも将来に責任を取ろうという姿勢が見えてこない。

神戸市のいいところは
衣食住の近接にあって、モノづくりでも街全体が大きな工場のような特色があり、
長田靴作りのように、あっちこちの小さな作業場や工場を行き来・巡って1つの靴が出来上がるというような、地域のネットワークが大きな力になっているはずなのに、
現存するネットワークを無視したハコモノ政策とも思える。

街って言うのは、様々な所得階層、多様な職種で構成されるから政策的にもバランスが取れ、魅力のある暮らしやすい街ができると思うのに、
これでは格差の拡大に拍車をかけ、所得や職種によって住むとこまで選べなくなるような気がする。
よく、映画の中で金持ちや特権階級の住む都市と貧困層の住む区域が分かれているのを見るけど、そんな感じになってしまいそうだ。
住民・市民の意見を聞いて計画を進めたいというけど、新長田周辺はどうなった?聞いたら、神戸市の建物だけでも20%弱の空きテナントだそうで。
そんな街づくりの実績、信用できるわけもない上、居住推奨区域外への具体的手当は全く皆無、不安だけしかない。

因みに・・・
検索してたら
神戸市住宅都市局計画部都市計画計画係長さん引っ掛かりまして・・・
「行政だけじゃ街は変われない!」って掲げてはるのですが・・・
ちっとも市民の意見聞く気ないのに、なんてスローガン掲げちゃってるんですか?って思っちゃいました。

それから、神戸市の建物には、
パチンコ屋だけでなく、
サラ金なんかもテナントとして入居している
誰かを苦しめるかもしれないような業種なのに。
せめて行政がサラ金やギャンブルに賃貸するのはやめてほしい。
ずっとそう思っている。
悲劇などを助長していることとおんなじだから。
そんなことをしてしまう行政の街づくり計画でもある。
また悲しみを増やすんじゃないか?って思う。

あと、この「都市空間向上計画」ってのは、
実は、国の政策で、立地適正化計画の神戸市版。
なので、神戸だけの話ではありません。
全国でこのような、行政都合による福祉・社会保障サービスの切り捨てや
居住区の切り捨てが行われようとしているワケです。
これも、安倍自公政権による国民切り捨ての一環でその端緒が神戸に表れているトコ。

こんなの許していいわけがない