2011年10月18日火曜日

ねこばいくから神戸市へのお手紙その7・・・2011/10/18

神戸市教育委員会 指導部健康教育課 御中

度重なるご返信に心より御礼申し上げます。
さて、前回ご返信いただきました「現実的に対応可能な範囲でゼロを目指すべきである」
につきましては、当方と同一の認識であり、非常に重い表明と受け止めました。官民が総力を持って子供たちを守るべき時でもありますので、協力して目標を達成したく考えております。

さて、「導入されるゲルマニウム半導体検出器による給食食材の検査方法について、現
在、検討を進めています。」とありますが、
私の拝見するところ、当該検査機器による1日の検査品数の限界が4品程度と理解しております。
それであれば、当該検査機器の導入数と1日の最高検査品目数を考慮するとかなりの導入数を要することになります。
そこで、導入される検査機器について数量および検査限界、1台あたりの1日の検査可能数をお教え願います。

また、「疫学的に優位な差が見られないとされる100mSv/年を大幅に下回ることから・・・」
の下りにつきましては、LNT仮説より引用されているように思いますが、安全の指標としては不適切に思います。解釈によっては100mSv/h以下であれば安全とも取れてしまいます。
前記にある「可能な限りゼロをめざす」にも矛盾しているようにも思えます。
住民を守るべき自治体としては、やはりしきい値なしの考え方が望ましいのではないでしょうか。

さらに、検査結果におきましては数値での公表を行わない限り私達は安心できません。
基準値以下であれば不検出とするなどの扱いは行わないよう、お願い申し上げます。

宜しくお願い致します

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